<AT&Tペブルビーチ・プロアマ 事前情報◇28日◇ペブルビーチGL(6972ヤード)、スパイグラスヒルGC(7041ヤード・いずれもパー72)◇米カリフォルニア州>
ローリー・マキロイ(北アイルランド)は、28日(月)に米フロリダ州で『TGL』デビュー。翌日の早朝に東海岸から西海岸への大陸横断を終え、ぺブルビーチに到着した。そこでマキロイは“持論”を展開。現在、PGAツアーの試合数は多すぎると話した。
現在、PGAツアー、TGL、LIVゴルフ、そしてYouTubeの人気の高まりなどで、ゴルフコンテンツは飽和状態。PGAツアーのテレビ視聴率は今シーズン低下している。
「年間47~50のトーナメント数は明らかに多すぎると思う」と、17試合のレギュラーシーズンを戦うアメリカンフットボールの『NFL』に倣うことを提案。「ゴルフファンたちが、少し飽きてしまっていると思う。だから、少し規模を縮小して、NFLのようにスケジュールを組み立てていくことも悪いことではないと思う」と、意見を述べた。
マキロイは、ペブルビーチで今シーズンのPGAツアーに初出場する。2014年の「全米プロ選手権」以来、メジャータイトルに恵まれない35歳は今年を「重要な年だ」と位置付ける。今年のメジャー最終戦「全英オープン」は、北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュGCで行われる。「ほぼ地元でメジャーをプレーすることは大きなことだよ」。
続けて、今年9月に行われる米国選抜と欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」について。チームの主軸を担うと思われるマキロイは、「ライダーカップで勝つことは、今のところゴルフ界で最も難しいことの一つだと感じている。米国選抜に勝つことができれば、素晴らしいことだと思う」と、半年後に行われる“伝統の対抗戦”に向けて闘志を燃やした。