<ザ・アメリカンエキスプレス 2日目◇20日◇PGAウエスト ピート・ダイ スタジアムC(7187ヤード・パー72)、PGAウエスト ニクラス・トーナメントC(7147ヤード・パー72)、ラキンタCC(7060ヤード・パー72)◇米カリフォルニア州>
初日を1オーバーとし大きく出遅れた小平智だったが、2日目は7バーディ・3ボギーのラウンドで「68」をマーク。トータル1アンダーまでスコアを伸ばし120位タイで3日目に進む。
3コースを使い予選が行われるプロアマ形式の本大会。残り1日で上位65位タイまでの予選通過を目指すが、現状では厳しい状況。それでもこの日のラウンドで手ごたえを感じている。「距離感もだいぶ合ってきて、ショットの感じもよくなってきた」と、復調の兆しが見えている。
先日、コーチでもあり師匠でもあった父・健一さんが死去。悲しみのなかで今年初戦を迎えている。火曜日に現地入りし練習不足は否めない。時差ボケも解消されず睡眠時間を十分にとれないなかで、懸命なプレーを続ける。
「感覚がなかなか…。試合勘、ラウンド勘も養えていない」と不安もあるなかで、「やっていけばよくなっていくと感じているので、こなしていくしかない」と前向きに取り組む。このあとも出場が見込めるなかで、少しでも調子を上げていく構え。たとえ予選落ちをしたとしても、次週以降に繋がるプレーを目指す。