＜全英オープン　初日◇18日◇ロイヤルトゥルーンGC（スコットランド）◇7385ヤード・パー71＞

今季最後の海外メジャー「全英オープン」が本日開幕した。世界の強豪がスコットランドの名門コースで技を競う。日本勢は8人が出場するが、その“期待値”は？　スポーツベッティングの大手『bet365』の最新優勝オッズを見てみよう。（日本時間午後4時時点）。

日本勢で最高のオッズ61倍がつけられているのは、やはり松山英樹だ。歴代覇者のジョーダン・スピースや昨年覇者のブライアン・ハーマン（ともに米国）よりも上の全体20番手につけている。

ただ、松山にとって全英は4大メジャーでもっとも苦手な大会。初出場の2013年大会は大健闘の6位だったが、トップ10入りはその一度のみ。予選落ちも4大メジャーの中で最多の3回と近年は苦戦している。今季は1勝を含むトップ10入り5度と調子は悪くないだけに、伝統の大会で本来の力を発揮したい。

久常涼、星野陸也、中島啓太は1001倍。桂川有人と木下稜介は2501倍、川村昌弘と岩崎亜久竜が5001倍となっている。日本の選手は海外のファンになじみがないため、オッズは低くなりがちだ。下馬評を覆したいところ。

先週の海外女子メジャー「エビアン選手権」では日本勢8人が予選通過。古江彩佳が初のメジャー制覇を成し遂げた。なでしこたちの活躍に続き、“8人の侍”の奮起に期待したい。

ブッチギリの一番人気は世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー（米国）。2番手のローリー・マキロイ（北アイルランド）に大差をつけるオッズ5.75倍となっている。

【bet365　全英の上位オッズ】
5.75倍：スコッティ・シェフラー
11倍：ローリー・マキロイ
13倍：ザンダー・シャウフェレ
17倍：コリン・モリカワ
21倍：ブライソン・デシャンボー、ルドビグ・オーバーグ
23倍：トミー・フリートウッド
29倍：ジョン・ラーム、タイレル・ハットン
36倍：ビクトル・ホブラン
41倍：ブルックス・ケプカ、トニー・フィナウ、キム・ジュヒョン