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全英史上初!? デンマーク出身の“ツインズ”ホイガード兄弟が同時出場
151回目となる全英オープン史上初めてであろう、双子での同時出場が達成された。
配信日時: 2023年7月21日 03時15分
Round 1 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -5 | クリスト・ランプレクト |
1 | -5 | トミー・フリートウッド |
1 | -5 | エミリアーノ・グリジョ |
4 | -4 | アントワヌ・ロズネル |
4 | -4 | アドリアン・オタエギ |
4 | -4 | ブライアン・ハーマン |
7 | -3 | スチュワート・シンク |
7 | -3 | ウィンダム・クラーク |
7 | -3 | アレックス・ノレン |
7 | -3 | マックス・ホーマ |
<全英オープン 初日◇20日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>
2週前の女子の海外メジャー「全米女子オープン」では、今季の日本ツアーを引っ張る岩井明愛・千怜のツインズが“大会史上初”となる双子出場を叶えた。そして、この「全英オープン」でも、同じような快挙が達成されていることを知っているだろうか。
今大会で双子同時出場を果たしたのは、デンマーク出身の22歳、兄ラスムス・ホイガードと弟ニコライ・ホイガード。ともに2019年にプロ転向し、2021年にはラスムス→ニコライの順番で“2週連続優勝”も成し遂げた。ラスムスは現在世界ランキング84位でDPワールド(欧州)ツアー4勝、ニコライは米ツアーと欧州ツアーを行き来しながら戦い、欧州2勝を飾っている。
メディアセンター内にある情報デスクによると、「正直、確認する手立てがないが、把握している限りでは聞いたことがない。高い確率でそうだと思う」と、双子の全英同時出場は“史上初”である可能性がかなり高いということ。151回目を迎える歴史の長いオープン競技であることから、記録に残されていないこともあり得るが…。それでも双子が同時に世界最高峰のフィールドに揃うことはなかなか珍しい。兄弟でいえば、イングランド出身のマシュー&アレックスのフィッツパトリック(4歳差)もフィールドに名を連ねている。
出場資格もそれぞれ異なる。ラスムスは昨年の欧州ツアーポイントランキング30位以内(16位)に入って先に出場権を獲得。ニコライは前週の米欧共催ツアー「ジェネシス・スコティッシュ・オープン」で6位タイに入ったことで“滑り込み”で切符を手にした。
「戦う力を十分に持っているし、今年頑張って、来年もまた戻ってこられるようにベストを尽くすつもり」と話していたふたり。初日はニコライがイーブンパー・32位タイというまずまずの滑り出しをみせたが、ラスムスは7オーバー・139位タイと大きく出遅れた。切磋琢磨しながら高みを目指していく、“デンマークツインズ”のプレーにも注目していきたい。
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