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米通算15勝の“レジェンドゴルファー”に地元から新たな称号 「シアトルはいつも僕の心の中にある」

フレッド・カプルスに地元シアトルから『ロイヤル・ブローガム・スポーツレジェンド賞』が贈られた。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2025年3月2日 10時30分

フレッド・カプルスが地元で新たな勲章を手にした
フレッド・カプルスが地元で新たな勲章を手にした (撮影:GettyImages)

米ワシントン州シアトルは、米国でも一大スポーツシティのひとつ。同州は生涯スポーツ界で活躍し、ワシントン州のスポーツ精神の模範となる人物に『ロイヤル・ブローガム・スポーツレジェンド賞』を贈っている。

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歴代受賞者にはシアトル・マリナーズ(MLB)で活躍したケン・グリフィー・JR(米国)や、シアトル・スーパーソニックス(NBA)のゲイリー・ペイトン(米国)ら早々たるスーパースターが並んでいる。そこに、ゴルフ界から65歳のフレッド・カプルスが加わった。同地出身で米国男子ツアー通算15勝、1992年にはマスターズ王者に輝き、世界ゴルフ殿堂入りも果たしている名ゴルファーが、また新たな称号を得た。

シアトル・コンベンションセンターでの授賞式では、「私はとても恥ずかしがり屋なんだ…」と前置き。そして「1200人もの人が集まってくれて、ここでスピーチをするのは大変だ」と言葉を詰まらせた。

カプルスのスピーチを助けたのは大学時代のルームメイトで、長年CBS放送でマスターズの解説を務めるジム・ナンツ氏。授賞式に駆けつけてカプルスへのインタビューを披露した。

「シアトルはいつも僕の心の中にある。根っからのシアトルっ子。ツアーの仲間はみんなそれを知っている」とカプルスは話す。シアトルで地元オデア高に通っていた10代の頃、市営コースのジェファーソンパークGCで練習した。アマチュア時代には1978年に「ワシントン州オープン」を制するなど、数多くのタイトルを獲得した。

80年にプロ転向するまでは、大学で2度のオールアメリカンを受賞。84年と96年にはPGAツアーのプレーヤー・オブ・ア・イヤーに選出され、現在もPGAツアー・チャンピオンズ(シニアツアー)で活躍している。

親友のナンツは「フレディ(フレッド・カプルス)は間違いなく、ゲーム史上最も愛された人物の一人。シアトルから生まれた最も素晴らしいアスリートだと言えると思う」と言葉を贈った。(文・武川玲子=米国在住)

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