＜プレジデンツカップ　2日目◇27日◇ロイヤルモントリオールGC（カナダ）◇7279ヤード・パー70＞

プレジデンツカップ2日目。初日はフォアボール5試合で米国選抜が全勝するという、世界選抜にとっては悔しい結果となったが、2日目は打って変わり、世界選抜がフォアサム（2人1組でチームを組み、1つのボールを交互に打っていく）5試合で全勝と、一気に形勢を立て直した。

特に強さを見せたのは松山英樹＆イム・ソンジェ（韓国）のペア。ザンダー・シャウフェレ＆パトリック・キャントレー組を7＆6で圧勝した。出だしの1番で米国チームが3パットのボギーを喫し、松山コンビはパーと1UP発進。そこから主導権を握り、6番からは怒涛の7ホール連続バーディを奪い、6ホールを残しての勝利となった。

副主将を務める丸山茂樹は 松山＆イムのペアの戦いを「2人のハーモニーがうまく重なったという感じ。朝の練習の雰囲気も非常に良かった」と振り返った。さらに「交互に打つというのは難しいフォーマット。どう出来るか気になっていたんけど、出だしでやっぱりイムが昨日を覆すようなで良いティショットを打てたのは2人のリズムに掴んだかなと思う」と続けた。

そして、この圧勝劇については「やっぱり流れを止めなかったということ、それが一番大事だった」と話した。3日目はフォアボールと、フォアサムの計8試合が行われる。松山は再びイムとペアを組み、サム・バーンズ＆パトリック・カントレー組と対決することとなる。