<マスターズ 最終日◇13日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
ローリー・マキロイ(北アイルランド)による史上6人目のキャリアグランドスラムで幕を閉じた今年の「マスターズ」。過去最高となる2100万ドル(約30億円)がかけられた今大会の賞金額を見てみよう。
快挙の“副賞”と呼ぶには、あまりにも破格だ。悲願のマスターズ制覇を果たしたマキロイには、大会史上最高額となる優勝賞金420万ドル(約6億円)が贈られた。
マキロイは2勝を挙げた昨シーズンに1089万3790ドル(約15億5000万円)を稼いだが、その約38%もの大金を稼いだ。
2位以下も驚きの高額だ。プレーオフで惜敗したジャスティン・ローズ(イングランド)は226万8000ドル(約3億2500万円)、単独3位のパトリック・リード(米国)は142万8000ドル(約2億円)を手にした。
21位タイでフィニッシュした松山英樹も、21万ドル(約3000万円)を獲得。これは日本ツアーの優勝賞金に匹敵する金額であり、メジャー大会の規模の大きさを物語っている。
なお、マスターズ以外の海外メジャーについては、今季の賞金総額はまだ発表されていない。昨年の「全米オープン」は、メジャー史上最高となる総額2150万ドルが用意され、大きな話題となった。