ウェスト・ランカシャー（イングランド）での「全英オープン」最終予選会に出場した“神の子”セルヒオ・ガルシア（スペイン）だが、「67」「71」でトータル6アンダー・6位タイに終わり、同会場からの出場権獲得5枠に3打及ばなかった。

43歳のガルシアはアマチュアだった1996年に全英オープン初出場を飾り、98年から2022年まで24連続出場（※2020年はコロナ禍で中止）。その間、予選落ちはわずか4度だけ。2007年と2014年には2位に入るなど、10度のトップ10入りを果たした。

LIVゴルフを主戦場にしているガルシアは欧州ツアーを退会しているため、今週の「メイド・イン・ヒマーランド」といった全英出場権を獲得できる大会には参戦できない。したがって、今回の最終予選会が全英チケットを手に入れるラストチャンスだった。また同ツアーは世界ランクのポイントが加算されないため、現在219位と低迷。今季は4月の「マスターズ」は歴代チャンピオンとして出場したが予選落ち、6月の「全米オープン」は最終予選会を突破して出場し27位だった。