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PGAツアーの「格差」をどう見る?【舩越園子コラム】

今季47試合が予定されているPGAツアー。いま浮き彫りになりつつある課題とは?

所属 ライター
舩越 園子 / Sonoko Funakoshi

配信日時:2024年9月23日 12時00分

今季に松山が挙げた年間2勝、シャウフェレが挙げたメジャー2勝、シェフラーが挙げたメジャー1勝を含む年間7勝は、いずれも破格の賞金が用意されたビッグ大会ばかりだが、それは、彼らがそうしたビッグ大会を狙い撃ちして勝ったように見えて、実際は、そういうビッグ大会のみしか出ておらず、「その中で複数回、優勝した」と表現したほうが適切である。

PGAツアーの出場義務試合数が年間18試合だったかつての時代は、メジャー4大会が年間4度の「ピークの時」で、それ以外の40数試合には、それぞれの選手が自分の好みや判断で出場していた。そのため、各大会の顔ぶれにはバラつきはあったが、大物選手もいれば、無名の新人も入り混じり、ゴルフファンは毎週のように多彩なフィールドを楽しむことができた。

しかし、LIVゴルフ対策としてシグネチャー・イベントが創設された今は、高額賞金の16試合に出るだけで義務試合数の15試合をすでにクリアしてしまうため、トッププレーヤーは高額賞金の大会のみしか出なくなり、それ以外のレギュラー大会は、賞金も選手たちの顔ぶれも相対的に「少ない」、「寂しい」と感じられてしまう。

言い換えると、高額賞金の16試合とレギュラー大会との格差がいろいろな面で広がっているわけで、そうした格差は「アスリートの世界なら、あって当然」、「スターの象徴」と見ることもできなくはない。

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