ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

携帯電話は持ち込み不可の“遊園地”オーガスタ 入場ゲートにある緑色の箱は何に使う?【マスターズに初潜入】

世界4大メジャーのなかで唯一毎年同じコースで行われる「マスターズ」。その舞台となるオーガスタ・ナショナルGCは、マスターズを開催するために作られた超プライベートコース。初めてマスターズを取材する記者が、実際に見たオーガスタの不思議を紹介する。

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2023年4月6日 06時50分

世界4大メジャーのなかで唯一毎年同じコースで行われる「マスターズ」。その舞台となるオーガスタ・ナショナルGCは、マスターズを開催するために作られた超プライベートコース。初めてマスターズを取材する記者が、実際に見たオーガスタの不思議を紹介する。

箱の大きさを測ると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチ。20リットルくらいのバッグまでは入りそう
箱の大きさを測ると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチ。20リットルくらいのバッグまでは入りそう
箱の大きさを測ると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチ。20リットルくらいのバッグまでは入りそう
箱の大きさを測ると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチ。20リットルくらいのバッグまでは入りそう
1 / 4
箱の大きさを測ると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチ。20リットルくらいのバッグまでは入りそう (撮影:GettyImages)

マスターズのギャラリーは“パトロン”と呼ばれています。彼らはまず遊園地に似た入場ゲートを通らなければなりません。空港の保安検査と同じで持ち込めるものが大きく制限されていて、飲食物やナイフなどの金属物はもちろん、携帯電話の持ち込みもできません。開封していないペットボトルまでここでゴミ箱行き。携帯電話に関しては車に置いてくるか、ゲート前に預ける施設があり、帰りに受け取るシステムになっています。
 
そこで気になったのは、ゲート前に置かれた緑色の小さな箱。実際にメジャーで測ってみると縦28センチ、横32.5センチ、高さ25.5センチあった。容量は20リットルくらいといったところでしょうか。その箱の正体は、大きな荷物を持ち込ませないためのもの。ここに収まらないバッグや荷物は入場ゲートを通過できない。パトロンたちもそれがわかっているので、大きな荷物持っている人はほぼゼロ。この箱自体があまり活用されていませんでした。
 
試しに私が持っていたウエストバッグはすっぽり入りました。係員は「問題ない」とニッコリ。携帯電話を預け、ペットボトルを捨て、金属探知機をくぐり抜け、入場バッジをピッとセンサーにタッチすると、ようやくオーガスタに入場できるのです。
 
その代わりにパトロンたちは、ここのゴルフショップでしか買えないお土産をどっさり持ってオーガスタをあとにします。緑色の箱にはとうてい入らない大きなお土産を抱えた人もチラホラ。お土産紹介はまた別の機会に。

携帯電話は持ち込めないので、入場ゲートの前に預ける施設がある
携帯電話を預けるときに簡単な記入を行う
携帯電話はオーガスタから帰るときまで、小さなプラスチックの箱に保管される
コースの中から連絡するときは、公衆電話を使う
入場ゲートでは金属探知機で検査される
最後に入場バッジをセンサーにタッチして、ようやくオーガスタに入れる
1 / 6
携帯電話は持ち込めないので、入場ゲートの前に預ける施設がある (撮影:ALBA)

ちなみに私たちメディアも毎日、麻薬犬にクンクンされながら金属探知機をくぐり抜けて、バッジをピッとかざして、プレスビルディングに入っています(仮設ではなく立派なプレスルームがあるのもオーガスタ以外は知らないが)。パソコンやカメラといった荷物があるので、さすがに緑色の箱はありませんし、携帯電話も預ける必要はなし。しかし、メディアビルディングからコースに出るドアの前には『NO CELL PHONES BEYOND THIS POINT』という立て札があり、メディアもコースへの携帯電話の持ち込みはできません。使えるのはプレスビルディングの中だけ。これを破れば、大会から即退場となるのです。
 
だから、コース内の9カ所に、いまとなっては懐かしい公衆電話が設置してあります。コインやテレホンカードを入れるところはなく通話は無料。古くからマスターズを取材している新聞記者に聞くと、昔はこの公衆電話から試合の状況を日本に伝えていたんだとか。
 
いまでもコース内で試合の状況を把握するには、手動で更新されるアナログなリーダーボードを見るしかありません。周りに携帯電話を持っている人が誰もいない景色は、昔に戻ったような不思議な感覚に陥ります。究極のデジタルデトックスが体験できるのが、マスターズなのです。(文・下村耕平)

練習日のみカメラの持ち込みOK。当然ながら携帯電話を持っている人はひとりもいない

練習日のみカメラの持ち込みOK。当然ながら携帯電話を持っている人はひとりもいない (撮影:ALBA)

関連記事

マスターズのニュース

PGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. JLPGA (国内女子)
    2025年4月3日 4月6日
    開催中
    ヤマハレディースオープン葛城
  2. PGA (米国男子)
    2025年4月3日 4月6日
    開催前
    バレロ・テキサス・オープン
  3. LPGA (米国女子)
    2025年4月2日 4月6日
    開催中
    T-モバイル・マッチプレー
  4. チャレンジ
    2025年4月2日 4月4日
    開催中
    Novil Cup
  5. ステップアップ
    2025年4月3日 4月5日
    開催前
    YANMAR HANASAKA Ladies
  6. LIV GOLF
    2025年4月4日 4月6日
    開催前
    LIVゴルフ第5戦 at マイアミ
  7. アマチュア・他

おすすめコンテンツ

関連サイト