<ウィンダム選手権 事前情報◇7日◇セッジフィールドCC(米ノースカロライナ州)◇7131ヤード・パー70>
パリ五輪の男子ゴルフ競技が終了。今週は米国男子ツアーのレギュラーシリーズ最終戦「ウィンダム選手権」が8日(木)から行われる。今大会終了時点のポイントランキング上位70人は、シグネチャー大会出場を含む来季シード権と、翌週に行われるプレーオフシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード招待」に出場することができる。
去年9月にDPワールド(欧州)ツアー「カズー・フランスオープン」で優勝を果たした久常涼。ポイントランキングで17位に入り、有資格者を除いたランキング上位10人に与えられる資格で今季から米ツアーに参戦している。
本格デビュー戦となった1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」では30位。続く「ザ・アメリカンエクスプレス」では11位に入った。だが、その後は予選落ちも目立つようになり、ポイントランキングは107位(360ポイント)に沈んでいる。
ラストチャンスにかけてレギュラーシリーズ最終戦に出場する久常だが、70位のブレンドン・トッド(米国、668ポイント)とは308ポイント差。プレーオフシリーズに進出するためには、500ポイントが得られる優勝が絶対条件となる。
プレーオフ進出を逃した場合、来季出場権が得られるランク125位以内を目指し、9月〜11月に行われる「フェデックスカップ・フォール」を戦うことになる。
昨年はルーカス・グローバー(米国)がツアー通算5勝目を挙げて、ポイントランキング112位から49位に。土壇場でプレーオフへの切符をつかんだ。今年は久常がそれを再現できるか。注目が集まる。