<ファーマーズ・インシュランス・オープン 2日目◇25日◇トリーパインズGC サウスC(7765ヤード)、ノースC(7258ヤード・ともにパー72、米カリフォルニア州)>
松山英樹が米国男子ツアーでは自身初となるホールインワンを達成した。
サウスコースの1番から出た松山は、7番までに1バーディ・2ボギーとスコアを1つ落とす展開。そして迎えた8番パー3(165ヤード)でティショットを放つと、ボールはピン手前に着弾。ワンバウンドすると、そこからバックスピンがかかり、ボールはカップインした。エース達成を確認した松山は、相棒の早藤将太キャディや同組のジャスティン・ローズ(イングランド)らとハイタッチをし、喜びを表現した。
ところで米ツアーで日本人がホールインワンを達成したのは、記録が残る限りこれで7人目。最多となる5度記録しているのは丸山茂樹。01年の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」ではじめて記録すると、02年のメジャー大会「全米オープン」でもエースを達成した。
さらに、06年の「リノ・タホオープン」では、宮里優作が2日目に1ラウンドで2度のホールイワンに成功。米ツアーでは、3度しか記録されていない偉業を達成した。
【日本人の米ツアーホールインワン記録】
丸山茂樹:5度(01、05年「ソニー・オープン・イン・ハワイ」、02年「全米オープン」、03年「バンク・オブ・アメリカ・コロニアル」、05年「ジョン・ディア・クラシック」)
尾崎直道:4度(96年「メモリアル・トーナメント」、97、98年「ボブホープ・クライスラー・クラシック」 、00年「ザ・プレーヤーズ選手権」)
田中秀道:2度(02年「ソニー・オープン・イン・ハワイ」、05年「バレロ・テキサス・オープン」)
宮里優作:2度(06年「リノ・タホオープン」で2回)
石川遼:2度(13年「プエルトリコ・オープン」、15年「クイックン・ローンズ・ナショナル」)
宮本勝昌:1度(99年「ザザン・ファーム・ビューロー・クラシック」)
松山英樹:1度(24年「ファーマーズ・インシュランス・オープン」)