<山陽新聞レディースカップ 最終日◇16日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,380ヤード・パー72)>
国内女子ステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」最終日。トータル11アンダー・単独首位からスタートした林菜乃子は、河本結に逆転を許し、ステップ初優勝はならなかったものの、価値ある優勝争いを展開した。
「山陽新聞レディースカップ」前夜祭でドレス姿を披露する林菜乃子
河本とトータル13アンダーで並び、バックナインを迎えたが、14番でスコアを落とし、1打リードを奪われたまま最終18番パー5へ。林がバーディパットを打つ時点で、河本は1m以内のバーディパットを残す状態だったが、「最終ホールを獲れれば、単独2位になれる状況だったので大事だった。(師匠の)芹澤信雄プロにも、仮に優勝できなくても、1つでも上位を目指せ、と言われているので」としっかりとバーディを奪い、単独2位フィニッシュ。
だが目の前で優勝を決められ、ウィナーの河本を祝福したあとは、「(18番グリーン近くに集まった)仲間の顔を見たら…」と悔し涙を流した。
それでも「3日間伸ばし続けられたのは良かった。優勝に届かなかったのはすごい悔しいですが、“今大会は成長できた”とプラスの気持ちを持たないと、次につながらない。私は絶対勝てる!と確信できました」と、優勝争いのなかでもスコアを伸ばし、最後まで戦いぬいたことは大きな収穫。ステップは残り5試合中3試合に出場予定だが、リベンジを狙って挑んでいく。(文・標英俊)
国内女子ステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」最終日。トータル11アンダー・単独首位からスタートした林菜乃子は、河本結に逆転を許し、ステップ初優勝はならなかったものの、価値ある優勝争いを展開した。
「山陽新聞レディースカップ」前夜祭でドレス姿を披露する林菜乃子
河本とトータル13アンダーで並び、バックナインを迎えたが、14番でスコアを落とし、1打リードを奪われたまま最終18番パー5へ。林がバーディパットを打つ時点で、河本は1m以内のバーディパットを残す状態だったが、「最終ホールを獲れれば、単独2位になれる状況だったので大事だった。(師匠の)芹澤信雄プロにも、仮に優勝できなくても、1つでも上位を目指せ、と言われているので」としっかりとバーディを奪い、単独2位フィニッシュ。
だが目の前で優勝を決められ、ウィナーの河本を祝福したあとは、「(18番グリーン近くに集まった)仲間の顔を見たら…」と悔し涙を流した。
それでも「3日間伸ばし続けられたのは良かった。優勝に届かなかったのはすごい悔しいですが、“今大会は成長できた”とプラスの気持ちを持たないと、次につながらない。私は絶対勝てる!と確信できました」と、優勝争いのなかでもスコアを伸ばし、最後まで戦いぬいたことは大きな収穫。ステップは残り5試合中3試合に出場予定だが、リベンジを狙って挑んでいく。(文・標英俊)