＜rashink×RE SYU RYU/RKBレディース 初日◇26日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6487ヤード・パー72＞

3月26日〜27日の2日間の日程で開催される、国内女子ステップ・アップ・ツアー開幕戦「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」。初日の競技が終了し、吉川桃が2アンダー・単独首位発進。1打差に鎌田ヒロミとアマチュアの佐渡山理莉（名護高3年）が続いた。

rashink×RE SYU RYU/RKBレディース 初日フォトギャラリー＜374枚＞

ステップ開幕戦には、服部真夕、西山ゆかり、川岸史果、堀琴音らのシード喪失組も参戦しているが、服部は長いキャリアで初のステップ参戦。2007年のプロテストでトップ合格を果たし、同年のレギュラーツアー12試合出場で賞金ランキング44位となり、初シードを獲得。以後、通算5勝を挙げ、2018年にシードを喪失するまでつねにレギュラーツアーで戦ってきた。

初の下部ツアー出場については「今日はあまり違和感はありませんでした。ステップはキャディが帯同ではないので、自分で考えながらプレーしなければいけないですし、状況の見極めや決断が必要になってくると思いますが、とにかく緊張感なく回れました」と服部。

QTランキング95位の資格で臨む今季は「目の前の試合に集中して、どんな場所でもしっかりやって結果を出すことが目標」と、推薦でのレギュラーツアー出場を目指しつつ、平行してステップも参戦していく予定だ。イ・ボミ（韓国）の専属コーチを務めるチョ・ボムス氏に指導を受け、オフにも10日間ほど一緒に合宿。現場に来ていたボムス氏は「服部は元々いい選手。いまはアプローチもすごく良くなってきている。パターを修正できれば（試合でも）上位に来れるはず」と語る。