＜静ヒルズレディース 森ビルカップ 最終日◇17日◇静ヒルズカントリークラブ（茨城県) ◇6444ヤード・パー72＞

国内女子ステップ・アップ・ツアー第4戦「静ヒルズレディース 森ビルカップ」最終日。初日「65」をたたき出し、単独首位につけたヌック・スカパン（タイ）が首位を守りきり、トータル4アンダーで今季ステップ3勝目を挙げた。

「静ヒルズレディース 森ビルカップ」最終日LIVE写真館

前半9ホール終了時点で独走態勢だったが、終盤の難関17番のダブルボギーで2位以下と1打差に。それでも最終18番をパーでしのぎ、完全優勝。18番パー4（368ヤード）では練習ラウンドから3日間を通じて、ドライバーを握っていなかったが「冒険する気持ちで（笑）」と、ドライバーを振りぬき、フェアウェイキープ。パーオンに成功し、ファーストパットをタップインの距離に寄せた時点で勝負を決めた。

この勝利でステップ・アップ・ツアー新記録の3連勝。今季はステップ初参戦となった2018年の成績（4,741,500円）以上が目標だったが、早くも1260万円を積み上げ、「来季はレギュラーツアーで戦いたいので（2020年の前半出場権が付与される）年間1位or2位になりたい！」という願望達成へ向け、ステップ賞金ランキングを独走している。

憧れのタイガー・ウッズ（米国）を模して、ナイキゴルフのウエアを着用。自身の強みは「ドライバーの飛距離とパッティング。ショットにも自信があります…今日を除いてですが（笑）」と語り、日本のレギュラーツアーで活躍するために、いまはショートゲームを強化中だという。