今季から、ステップの賞金ランキング1、2位は、来年のレギュラーツアー前半戦出場の権利が与えられる。昨年までは1位のみだったが、ツアー全体のレベルアップも加味され、2位も新たに加わった。まだ8試合が終わったばかりで12試合を残すが、藤田は現在同2位。この勢いを加速させれば、来年はレギュラー完全復帰も見えてくる。
さらに、今回の優勝は何をもたらすのか。16年までは、ステップ優勝者は原則翌々週からのレギュラーツアー4試合の出場権を得たが、17年にはこれが撤廃。14年の香妻琴乃がこの4試合ルールを生かしてシード権につなげたのは記憶に新しいが、今となってはこのような特典は存在しない。
そうはいっても、優勝者には別の特典が用意される。ステップ優勝者は当該年度のQTの2次までが免除され、ファイナルQTから出場できるというものだ。当然ここで上位に入れば、翌年のレギュラーツアー前半戦に出場可能。藤田はこの権利をこの段階で勝ち取ったため、今後のシーズンの進め方にも幅ができることになる。
リランキングでも40位前後に位置する藤田は、後半戦のレギュラーツアーへの出場も限定的とはいえ可能となる。今季の主戦場ととらえているステップで、さらに賞金上乗せを果たしてステップランキングで上を目指すか。レギュラー出場でシード権を目指すのか。ファイナルQTからの出場権を狙うのか。今回のステップ優勝は大きな意味を持つ1勝だったといえそうだ。
さらに、今回の優勝は何をもたらすのか。16年までは、ステップ優勝者は原則翌々週からのレギュラーツアー4試合の出場権を得たが、17年にはこれが撤廃。14年の香妻琴乃がこの4試合ルールを生かしてシード権につなげたのは記憶に新しいが、今となってはこのような特典は存在しない。
そうはいっても、優勝者には別の特典が用意される。ステップ優勝者は当該年度のQTの2次までが免除され、ファイナルQTから出場できるというものだ。当然ここで上位に入れば、翌年のレギュラーツアー前半戦に出場可能。藤田はこの権利をこの段階で勝ち取ったため、今後のシーズンの進め方にも幅ができることになる。
リランキングでも40位前後に位置する藤田は、後半戦のレギュラーツアーへの出場も限定的とはいえ可能となる。今季の主戦場ととらえているステップで、さらに賞金上乗せを果たしてステップランキングで上を目指すか。レギュラー出場でシード権を目指すのか。ファイナルQTからの出場権を狙うのか。今回のステップ優勝は大きな意味を持つ1勝だったといえそうだ。