■ファイナルステージで目指すのは35位以内
そして来年の前半戦にフルで出場できるのは、昨年の実績もふまえると、今回のQTで35位前後と見込まれている。では、そもそもこのQTランクというものは、一体どのように決められるのだろうか?
まず現在行われているファイナルステージは、4日間72ホールのストローク方式でスコアを争う。同じスコアで並んだ場合は、(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でQTランクが決定する。いわゆる“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクが与えられる。
ここにエントリーしている選手は、初日にティオフさえすればQTランク96位以内に入ることが決定。棄権した場合は、ファイナルステージを終えた選手の後ろにランク付けされる。
先ほどレギュラーツアーにフル出場できる見込みがQTランク35位前後と書いたが、下部ツアーのステップ・アップ・ツアーの昨年実績を見ると、140位までの選手が全試合に出場できた。つまりファイナルまで進んでいる選手は96位以内は確定するため、悪くともステップでのプレーは可能になるのだ。
■ファーストで敗退した場合は?
では、先週行われた1次予選に位置づけられる『ファーストステージ』で敗退した選手は、どのようにランクが付与されるのだろうか? 昨年までのQTはファーストから始まり、セカンド→サード→ファイナルの4段階で、徐々に“ふるい落とされていった”。しかし今年はファーストとファイナルの2段階のみ。これは今年から特別な資格がない限りはLPGA会員以外QTが受験できないことなども影響するが、それでも多くの人数に対してランクをつけるのは難しいことのようにも感じる。
そこで採用されているのが『連番制』というものだ。これは、複数ある地区の垣根を越え、いっしょくたに選手をランク化するもの。算出方法は『参加した地区での順位÷その地区の出場人数』を数値化する。その数値が『個人指数』になるという仕組みだ。
そして来年の前半戦にフルで出場できるのは、昨年の実績もふまえると、今回のQTで35位前後と見込まれている。では、そもそもこのQTランクというものは、一体どのように決められるのだろうか?
まず現在行われているファイナルステージは、4日間72ホールのストローク方式でスコアを争う。同じスコアで並んだ場合は、(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でQTランクが決定する。いわゆる“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクが与えられる。
ここにエントリーしている選手は、初日にティオフさえすればQTランク96位以内に入ることが決定。棄権した場合は、ファイナルステージを終えた選手の後ろにランク付けされる。
先ほどレギュラーツアーにフル出場できる見込みがQTランク35位前後と書いたが、下部ツアーのステップ・アップ・ツアーの昨年実績を見ると、140位までの選手が全試合に出場できた。つまりファイナルまで進んでいる選手は96位以内は確定するため、悪くともステップでのプレーは可能になるのだ。
■ファーストで敗退した場合は?
では、先週行われた1次予選に位置づけられる『ファーストステージ』で敗退した選手は、どのようにランクが付与されるのだろうか? 昨年までのQTはファーストから始まり、セカンド→サード→ファイナルの4段階で、徐々に“ふるい落とされていった”。しかし今年はファーストとファイナルの2段階のみ。これは今年から特別な資格がない限りはLPGA会員以外QTが受験できないことなども影響するが、それでも多くの人数に対してランクをつけるのは難しいことのようにも感じる。
そこで採用されているのが『連番制』というものだ。これは、複数ある地区の垣根を越え、いっしょくたに選手をランク化するもの。算出方法は『参加した地区での順位÷その地区の出場人数』を数値化する。その数値が『個人指数』になるという仕組みだ。