＜ユピテル・静岡新聞SBSレディース　2日目◇19日◇静岡カントリー浜岡コース（静岡県）◇6311ヤード・パー72＞

ステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」の第2ラウンドの競技が終了。13位タイでスタートした岸部桃子が、6バーディ・1ボギーとスコアを一気に5つ伸ばして、トータル5アンダーで単独トップに立った。岸部は16年の「九州みらい建設グループレディース」以来のステップ・アップ・ツアー2勝目をかけて、明日の最終ラウンドを戦う。

ショットの回転力で原江里菜のスカートがフワッ【LIVEフォト】

初日3アンダーでトップに立っていた山内日菜子は、17番ホールまでは2つ伸ばして5アンダーで岸部に並んでいた。しかし、最終18番パー4で左のラフからセカンドショットをフライヤーしてグリーン奥にオーバー。3オンで3mのパーパットは入らず。初日の17番ホールから19ホール連続ノーボギーだったが、最後にボギーが来てしまい、1打差で岸部を追う。

山内と同じトータル4アンダー・2位タイには常文恵、トータル3アンダー・4位には19歳のリ・ハナ（韓国）がつけている。トータル2アンダー・5タイには、ユピテルに所属するホステスプロの林菜乃子をはじめ、福田侑子、廣田真優、上原美希、小川陽子の5人が並ぶ。

プロ生活12年目で初めてステップ・アップ・ツアーに出場している原江里菜は、前半ボギーが2つ先行したものの、後半3つのバーディを奪って「72」でまとめ、トータル1アンダー・10位タイで最終日を迎える。レギュラーツアー2勝のベテランは、トップと4打差から逆転を狙う。