<ツインフィールズレディーストーナメント 最終日◇21日◇ゴルフクラブ ツインフィールズ ゴールドコース(石川県)◇6532ヤード・パー72>
「もう優勝出来ないのかなとも思った。それでも、腐らずに、前向きに頑張ってきて良かったです」。“3人目の桃子”は涙ながらにそう話した。
涙ながらに優勝を喜ぶ岸部桃子【写真】
3週前の「パナソニックオープンレディース」では上田桃子がツアー通算15勝目を挙げると、その2週後には「ほけんの窓口レディース」で絶好調・大里桃子がツアー2勝目。女子ツアーの“二大桃子”が躍動する中、下部のステップ・アップ・ツアーでもう一人の桃子が花開いた。
「ツインフィールズレディース」最終ラウンド。岸部桃子のスタート時点で、首位とは6打もの大差が開いていたが、諦めなかった。上位勢が難コースに苦戦するのをしり目に、6バーディ・1ボギーの「67」。ついにトップに並んで竹山佳林、福田侑子とのプレーオフに持ち込むと、1ホール目でパーを奪って大逆転劇の幕を閉じた。
ステップ初優勝は2016年「九州みらい建設グループレディース」。それから5年もの間勝利から遠ざかり、「なかなか結果が出なくて焦った時期もあった。『もう優勝出来ないのかな』と」。弱気の虫が顔を出すのも、一度や二度ではなかった。「それでも、変わらずに応援してくださった方がいっぱいいます。腐らずに、前向きに頑張ってきて良かったです」。涙で声を詰まらせながら、喜びをかみしめるようにそう語った。
「もう優勝出来ないのかなとも思った。それでも、腐らずに、前向きに頑張ってきて良かったです」。“3人目の桃子”は涙ながらにそう話した。
涙ながらに優勝を喜ぶ岸部桃子【写真】
3週前の「パナソニックオープンレディース」では上田桃子がツアー通算15勝目を挙げると、その2週後には「ほけんの窓口レディース」で絶好調・大里桃子がツアー2勝目。女子ツアーの“二大桃子”が躍動する中、下部のステップ・アップ・ツアーでもう一人の桃子が花開いた。
「ツインフィールズレディース」最終ラウンド。岸部桃子のスタート時点で、首位とは6打もの大差が開いていたが、諦めなかった。上位勢が難コースに苦戦するのをしり目に、6バーディ・1ボギーの「67」。ついにトップに並んで竹山佳林、福田侑子とのプレーオフに持ち込むと、1ホール目でパーを奪って大逆転劇の幕を閉じた。
ステップ初優勝は2016年「九州みらい建設グループレディース」。それから5年もの間勝利から遠ざかり、「なかなか結果が出なくて焦った時期もあった。『もう優勝出来ないのかな』と」。弱気の虫が顔を出すのも、一度や二度ではなかった。「それでも、変わらずに応援してくださった方がいっぱいいます。腐らずに、前向きに頑張ってきて良かったです」。涙で声を詰まらせながら、喜びをかみしめるようにそう語った。