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澁澤莉絵留は同期から「パクった(笑)」練習法でパットの距離感向上! 「カップオーバーで“お先”の距離に…」

澁澤莉絵留は同期から「パクった(笑)」練習法でパットの距離感向上! 「カップオーバーで“お先”の距離に…」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年6月29日 18時56分

これはターゲットまで3メートルほどの位置から打ち始め、その後2メートルずつ下がり、5メートル、7メートルと距離を伸ばしていくという練習。そして、すぐさま「パクってます(笑)」と、自分のメニューにも取り入れた。「3メートルは3球中2球は入れる。5メートル、7メートルは、カップオーバーでお先できるくらいの距離(30センチほど)までに3球とも止める(ショートは無効)」。これをノルマに練習を重ねたことで、グリーン上で距離感とイメージが湧くようになったという。

これが「生きた」という1つが、この日の8番パー3。フックラインの7メートルを決めて、バーディを奪ったのだが、「朝、練習していたイメージのまま打てました」と“予習”がスコアにつながった。これ以外にも、アースの会場でほかの選手の打ち方などもじっくりと研究。普段、選手として練習グリーンにいる時にはじっくり見ることができないポイントを、ギャラリーになることで学ぶことができた。

開幕前日には、先日の最終プロテストで合格した同学年の小倉彩愛(さえ)らと一緒に、楽しく練習ラウンドを回った。「(合格は)自分のことのようにうれしかったですね。一緒に上を目指せる同級生がツアーに増えると、高校時代みたいに切磋琢磨できると思います」。今後、ともに長く戦っていくライバルの存在は大歓迎だ。

「私は“初めて”という言葉が好き。ステップ・アップ・ツアーで初めての4日間大会で勝ちたいです。まずは4日間回れるように」。目で見て得た収穫、そして肌で感じる刺激を力にして、残り3日間も上位で戦っていく。(文・間宮輝憲)

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