<Sky レディースABC杯 2日目◇30日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇ 6590ヤード・パー72>
苦しい一日だったが、3日目以降につながるバーディが最後にきた。ディフェンディングチャンピオンで、大会を特別協賛するSky所属の仲宗根澄香は「76」と落とし、2アンダー・4位タイからトータル2オーバー・16位タイに後退。首位とは9打差に開いたが、「まだ36ホールあるし、何が起こるか分からない」と、ムービングデーのビッグスコアに意気込んだ。
見てください バーディ締めで この笑顔【大会フォト】
選手が口々に「硬かった」と口をそろえた乾ききったグリーンに、手を焼いた。「レギュラーも最近は雨続きだったので、ここまで硬いグリーンはひさびさ。速さもあって、チャンスについても入らずという状態でした」。そんななか1番でボギーを打った後は、パーで耐え続けたが、徐々に風も強まってきた後半にピンチが訪れた。
12番パー3で、ティショットをグリーン右手前バンカーに入れると、リカバリーショットが大きく“ホームラン”。ここでダブルボギーを叩いてしまった。その後も14、17番とスコアを1つずつ落とす展開。そんななか迎えたのが最終18番パー5だった。残り114ヤードの3打目をピン1メートルにつけバーディ締め。初日の9番で奪ってから、実に27ホールぶりの「やっときた〜」というバーディに胸をなでおろした。
今年からこの大会は、ステップ・アップ・ツアー史上初の4日間競技として開催されている。首位との差は開いたが、まだ巻き返すチャンスは残り2日間もある。「私にもできる。最終日をいい位置で回れるように。(悪天候の予報だが)うまく対応していきたいです」。2年前に制した前回大会では、2日目に「62」、最終日に「66」をたたき出し、トータル18アンダーでステップ最少ストローク記録(56ホール)を打ち立てた。さらに前身大会も含めると過去2度制している。まだまだ諦めるわけにはいかない。(文・間宮輝憲)
苦しい一日だったが、3日目以降につながるバーディが最後にきた。ディフェンディングチャンピオンで、大会を特別協賛するSky所属の仲宗根澄香は「76」と落とし、2アンダー・4位タイからトータル2オーバー・16位タイに後退。首位とは9打差に開いたが、「まだ36ホールあるし、何が起こるか分からない」と、ムービングデーのビッグスコアに意気込んだ。
見てください バーディ締めで この笑顔【大会フォト】
選手が口々に「硬かった」と口をそろえた乾ききったグリーンに、手を焼いた。「レギュラーも最近は雨続きだったので、ここまで硬いグリーンはひさびさ。速さもあって、チャンスについても入らずという状態でした」。そんななか1番でボギーを打った後は、パーで耐え続けたが、徐々に風も強まってきた後半にピンチが訪れた。
12番パー3で、ティショットをグリーン右手前バンカーに入れると、リカバリーショットが大きく“ホームラン”。ここでダブルボギーを叩いてしまった。その後も14、17番とスコアを1つずつ落とす展開。そんななか迎えたのが最終18番パー5だった。残り114ヤードの3打目をピン1メートルにつけバーディ締め。初日の9番で奪ってから、実に27ホールぶりの「やっときた〜」というバーディに胸をなでおろした。
今年からこの大会は、ステップ・アップ・ツアー史上初の4日間競技として開催されている。首位との差は開いたが、まだ巻き返すチャンスは残り2日間もある。「私にもできる。最終日をいい位置で回れるように。(悪天候の予報だが)うまく対応していきたいです」。2年前に制した前回大会では、2日目に「62」、最終日に「66」をたたき出し、トータル18アンダーでステップ最少ストローク記録(56ホール)を打ち立てた。さらに前身大会も含めると過去2度制している。まだまだ諦めるわけにはいかない。(文・間宮輝憲)