<Sky レディースABC杯 最終日◇2日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇ 6590ヤード・パー72>
ディフェンディングチャンピオンで、大会を特別協賛するSky所属のホステスプロ・仲宗根澄香が、最終日を4バーディ・ノーボギーの「68」でフィニッシュ。トータル4アンダーの3位で4日間の“挑戦”を終えた。
これは決めたかった… 天をあおぐ仲宗根澄香【大会フォト】
前身大会だった16年、そして前回の19年と過去2回制しているコースで、首位との6打差を追ってスタートした。ただ「前半いいショットが打てて、4日間で一番チャンスがあった」というなか、思うようにパットが決まらない。トップ3に入る活躍で、ホステスプロとしての仕事は果たしたように思えるが、本人にとっては決して満足とはいえない。
それは、やはり「シーズンが始まる前から、この試合に照準を合わせていた」という強い思いがあったから。主戦場のレギュラーツアー「資生堂レディスオープン」を回避してまで、ステップ・アップ・ツアーの舞台を選んだ。「ホステスプロでの優勝と、連覇がかかった試合で、自分がどういう状態になるのか知りたかった。“照準”を合わせた時どうなるかが未知だったので」。それを学ぶため挑戦し続けただけに、やはりトロフィーをつかめなかったのは寂しかった。
レギュラーツアーでは3287万9001円を稼ぎ、賞金ランク34位。初シードも目前だ。ただ、ラウンド終え「このレベルではレギュラーでは勝てない」という思いも痛感した。この“3位”という結果で見つけた課題を、ここから埋めていく。「今週勝てなかったので、レギュラーで勝って恩返しを」。孝行娘は再び主戦場に戻り、次のチャンスをうかがう。(文・間宮輝憲)
ディフェンディングチャンピオンで、大会を特別協賛するSky所属のホステスプロ・仲宗根澄香が、最終日を4バーディ・ノーボギーの「68」でフィニッシュ。トータル4アンダーの3位で4日間の“挑戦”を終えた。
これは決めたかった… 天をあおぐ仲宗根澄香【大会フォト】
前身大会だった16年、そして前回の19年と過去2回制しているコースで、首位との6打差を追ってスタートした。ただ「前半いいショットが打てて、4日間で一番チャンスがあった」というなか、思うようにパットが決まらない。トップ3に入る活躍で、ホステスプロとしての仕事は果たしたように思えるが、本人にとっては決して満足とはいえない。
それは、やはり「シーズンが始まる前から、この試合に照準を合わせていた」という強い思いがあったから。主戦場のレギュラーツアー「資生堂レディスオープン」を回避してまで、ステップ・アップ・ツアーの舞台を選んだ。「ホステスプロでの優勝と、連覇がかかった試合で、自分がどういう状態になるのか知りたかった。“照準”を合わせた時どうなるかが未知だったので」。それを学ぶため挑戦し続けただけに、やはりトロフィーをつかめなかったのは寂しかった。
レギュラーツアーでは3287万9001円を稼ぎ、賞金ランク34位。初シードも目前だ。ただ、ラウンド終え「このレベルではレギュラーでは勝てない」という思いも痛感した。この“3位”という結果で見つけた課題を、ここから埋めていく。「今週勝てなかったので、レギュラーで勝って恩返しを」。孝行娘は再び主戦場に戻り、次のチャンスをうかがう。(文・間宮輝憲)