気になるのは、「最近の雨の影響ですね」と、西日本を襲った大雨の影響で、コースが柔らかくなっている可能性も示唆。芝の生育状態も気になりつつ、コース全体が軟らかくなっていることで、攻略法も変わってきそうだ。

ちなみに大会のキャッチフレーズは「ご縁・感動・元気〜山陰から世界へ」。新たな大会が新たな感動を呼び、そして新たな出会いをもたらす!?

■山陰地方といえば縁結びの神“出雲大社”　さまざまなご縁がある!?

会場は鳥取県だが、車で1時間ほど西に向かうと、日本一ともいわれる縁結びの聖地として有名な出雲大社を訪れることもできる。そして、その出雲大社への参拝で結婚がかなったというのが天良枝里子、旧姓・谷河枝里子だ。2017年にステップ賞金女王となり、結婚。その後19年3月に第1子、20年11月に第2子が誕生。いまではママとして奮闘を続ける。

そんな天良だが、現在は育児もあって、「週に2、3回の練習だけ」とママさんゴルファーの忙しさを明かす。それでも。短い時間で集中して練習に取り組み、ようやく調子も戻ってきた。「産休に入る前と比べると育児や家事が大変で、逆に10ヤードほど飛距離も伸びたそうです（笑）。産休明けとなった今年の2戦目くらいから試合勘ももどってイメージも湧くようになったそうです」と、ここ最近ではたびたび上位争いにも顔をだしてきた。

そんな天良も含め、今大会には昨年5月に出産した中井美有も出場。今大会はママさんゴルファーの強さを存分に見ることができそうだ。レギュラーツアーでも7月に若林舞衣子がママになってから初優勝。若手の突き上げを受けながら、見事に“母は強し”を体現した。