<カストロールレディース 最終日◇3日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6420ヤード・パー72>
ルーキー同士のプレーオフ対決となった今年の大会。岩井千怜(ちさと)に惜しくも敗れた上野菜々子だが、その表情は晴れやかだった。
プレーオフ直前…なんだか楽しそうな2人【大会ライブフォト】
トップと3打差の4位タイからスタートすると、5つ伸ばして後半に首位の座を奪った。最終ホールまでは1打リードの単独トップ。だがそこで岩井に追いつかれた。そしてプレーオフ2ホール目で、グリーン右手前の池につかまりダブルボギー。これで初優勝を逃したが、「やりきったので、満足です」と、プロ入り3カ月目で訪れた勝負に大きな手ごたえをつかんだ。
プレーオフ前には、こんなルーキーらしい一幕もあった。実は最後まで自分のスコアを1打勘違いをしていた上野は、正規の18番でバーディパットを決めた岩井が優勝したと思い込み「おめでとう!」と声をかけたという。その後、スコア申告の場で並んでいることを知り「え?プレーオフ?」とドタバタ。それほど死力を尽くした戦いでもあった。
2019年には初受験となったプロテストに落ちて、“プラチナ世代”とも呼ばれる同級生たちに先を越された。昨年はコロナ禍でプロテストが延期となり、ようやくプロになったのが今年の6月だ。「ずっとプロテストに目を向けていたので、優勝争いに絡めて久しぶりに楽しかったです」。プロとしてのしびれる戦いで火が着いた上野の、今後の活躍が楽しみだ。
ルーキー同士のプレーオフ対決となった今年の大会。岩井千怜(ちさと)に惜しくも敗れた上野菜々子だが、その表情は晴れやかだった。
プレーオフ直前…なんだか楽しそうな2人【大会ライブフォト】
トップと3打差の4位タイからスタートすると、5つ伸ばして後半に首位の座を奪った。最終ホールまでは1打リードの単独トップ。だがそこで岩井に追いつかれた。そしてプレーオフ2ホール目で、グリーン右手前の池につかまりダブルボギー。これで初優勝を逃したが、「やりきったので、満足です」と、プロ入り3カ月目で訪れた勝負に大きな手ごたえをつかんだ。
プレーオフ前には、こんなルーキーらしい一幕もあった。実は最後まで自分のスコアを1打勘違いをしていた上野は、正規の18番でバーディパットを決めた岩井が優勝したと思い込み「おめでとう!」と声をかけたという。その後、スコア申告の場で並んでいることを知り「え?プレーオフ?」とドタバタ。それほど死力を尽くした戦いでもあった。
2019年には初受験となったプロテストに落ちて、“プラチナ世代”とも呼ばれる同級生たちに先を越された。昨年はコロナ禍でプロテストが延期となり、ようやくプロになったのが今年の6月だ。「ずっとプロテストに目を向けていたので、優勝争いに絡めて久しぶりに楽しかったです」。プロとしてのしびれる戦いで火が着いた上野の、今後の活躍が楽しみだ。