<山陽新聞レディースカップ 最終日◇19日◇東児が丘マリンヒルズGC(岡山県)◇6367ヤード・パー72>
終わってみれば、僅差の勝利だった。ルーキーの岩井明愛(あきえ)が最終ホールでダブルボギーを喫しながらも、それまでに得ていた貯金で1打差逃げ切り。プロ初優勝を果たした。
最後はドラマティック 18番で果敢にウォーターショット【写真】
ドラマチックな終盤戦だった。前半からリズム良くバーディを重ねて、最終18番パー5に2位と3打差をつけて突入。勝負あったかに見えたが、ここで岩井に試練が訪れる。
岩井が放った第2打はグリーン右に跳ねると、そのまま池に入った。すると、「最終ホールで3打差あったので、チャレンジしてみたかった」。不幸中の幸いか、ボールは池の浅いところにあり、岩井はウォーターショットを選択。素足になると、池のフチに立ってウェッジを振り抜いた。なんとか2打で脱出に成功すると、ダブルボギーを喫しながらも、トータル8アンダーで逃げ切った。
“伏線”は16番パー4にあった。残り18ヤードの第3打。ラフから58度で放った一打で、見事なチップインバーディを奪った。「ボールの後ろに葉っぱもあって、いいライではなかった。あのライのショットも初めてでしたが、チャレンジしました」。結果的に、このバーディがなければプレーオフ、あるいは大逆転V逸のシナリオもあっただけに、持ち味である攻撃的なゴルフがドラマを演出したかたちだ。
終わってみれば、僅差の勝利だった。ルーキーの岩井明愛(あきえ)が最終ホールでダブルボギーを喫しながらも、それまでに得ていた貯金で1打差逃げ切り。プロ初優勝を果たした。
最後はドラマティック 18番で果敢にウォーターショット【写真】
ドラマチックな終盤戦だった。前半からリズム良くバーディを重ねて、最終18番パー5に2位と3打差をつけて突入。勝負あったかに見えたが、ここで岩井に試練が訪れる。
岩井が放った第2打はグリーン右に跳ねると、そのまま池に入った。すると、「最終ホールで3打差あったので、チャレンジしてみたかった」。不幸中の幸いか、ボールは池の浅いところにあり、岩井はウォーターショットを選択。素足になると、池のフチに立ってウェッジを振り抜いた。なんとか2打で脱出に成功すると、ダブルボギーを喫しながらも、トータル8アンダーで逃げ切った。
“伏線”は16番パー4にあった。残り18ヤードの第3打。ラフから58度で放った一打で、見事なチップインバーディを奪った。「ボールの後ろに葉っぱもあって、いいライではなかった。あのライのショットも初めてでしたが、チャレンジしました」。結果的に、このバーディがなければプレーオフ、あるいは大逆転V逸のシナリオもあっただけに、持ち味である攻撃的なゴルフがドラマを演出したかたちだ。