＜日台交流うどん県レディース　2日目◇16日◇満濃ヒルズカントリークラブ（香川県）◇6436ヤード・パー71＞

ステップ・アップ・ツアーの文字どおり、若手の活躍がめざましい。直近4試合で、ルーキーが3勝。岩井千怜（カストロールレディース）、岩井明愛（山陽新聞レディースカップ）、かねひで美やらびオープン（後藤未有）と、6月のプロテストに合格したばかりの選手たちに続けとばかり、この日も同期が気を吐いた。

ルーキー・上野菜々子のスイングこんな感じ【連続写真】

大会2日目、1イーグル・6バーディ・2ボギーの「66」で回り、トータル8アンダーの単独首位に立った上野菜々子。古江彩佳、西村優菜、吉田優利らと同学年の上野が、初優勝に大きく近づいた。

「同期の活躍がすさまじい。推薦で出場させていただいたカストロールレディースでは、私も含めて同期がトップ10中6人。先週のかねひで美やらびオープンでも、同期で同い年の後藤選手が優勝した。この波に私も乗っていきたい」

カストロールレディースではプレーオフに進んだが、岩井千怜に敗れた。それだけに、優勝への気持ちも高まっているかと思えば、「岩井選手が勝つべくして勝った」と、冷静に分析できる力も上野の長所だ。