プレースタイルについては、「耐えることが得意と話していました。プロテストの4日間もビッグスコアはなく、耐えての合格。マネジメントをしていくのが得意。ボギーを打たないゴルフができるぶん、バーディを獲らないといけないと自覚しているようです」。レギュラー挑戦をした前半戦をムダにしないためにも、ここから一気に上昇気流に乗っていきたい。
■コーチが語る星野は「気まぐれ」
星野は大学進学を前に、プロコーチの石井忍氏の門を叩いた。星野は日大出身で、石井は大学の先輩。石井と言えば数多くのトッププロを教える業界屈指のコーチだ。大学の関係で師事するようになったのか。石井に聞いてみると意外な答えが返ってきた。「普通にウェブサイトで予約してきました」。石井の運営するスクールに申し込みがあったという。
5年近く石井の教えを受ける星野だが、常に一緒というわけではない。「気まぐれな性格でしょうか。とても性格は明るいし、人なつっこい。猫みたい。ぜんぜん来ないと思ったらいきなり来たり(笑)」。昨年の春に行われたプロテストでは2次で敗退した星野だが、石井によると「そのときは『次は受けない』と言って就職もしたんです。それが今の所属先で、他のプロのサポートをしていたら『受けていい』ということになって、秋も受けたら合格したんです」と、紆余曲折あってのプロ入りだったという逸話もある。
「彼女はゴルフ力が高いんです。調子云々に左右されず、いざフィールドに出たときのうまさがあります。合格したプロテストのときも、有力選手が落ちていますが、彼女はその中で合格しました。やる気をギンギンに出すタイプではないんです(笑)。でも回るとうまい。プロ適性は高いと思いますし、はまればいきそうな感じはあります」とは石井の分析だ。
同学年はすでにツアーの中核として活躍しているが、下村のいうマネジメントのうまさ、そして石井がいう「はまればいきそう」の2つの要素がかみ合ったとき、ステップの台風の目となりそうな気配がプンプンする。
■コーチが語る星野は「気まぐれ」
星野は大学進学を前に、プロコーチの石井忍氏の門を叩いた。星野は日大出身で、石井は大学の先輩。石井と言えば数多くのトッププロを教える業界屈指のコーチだ。大学の関係で師事するようになったのか。石井に聞いてみると意外な答えが返ってきた。「普通にウェブサイトで予約してきました」。石井の運営するスクールに申し込みがあったという。
5年近く石井の教えを受ける星野だが、常に一緒というわけではない。「気まぐれな性格でしょうか。とても性格は明るいし、人なつっこい。猫みたい。ぜんぜん来ないと思ったらいきなり来たり(笑)」。昨年の春に行われたプロテストでは2次で敗退した星野だが、石井によると「そのときは『次は受けない』と言って就職もしたんです。それが今の所属先で、他のプロのサポートをしていたら『受けていい』ということになって、秋も受けたら合格したんです」と、紆余曲折あってのプロ入りだったという逸話もある。
「彼女はゴルフ力が高いんです。調子云々に左右されず、いざフィールドに出たときのうまさがあります。合格したプロテストのときも、有力選手が落ちていますが、彼女はその中で合格しました。やる気をギンギンに出すタイプではないんです(笑)。でも回るとうまい。プロ適性は高いと思いますし、はまればいきそうな感じはあります」とは石井の分析だ。
同学年はすでにツアーの中核として活躍しているが、下村のいうマネジメントのうまさ、そして石井がいう「はまればいきそう」の2つの要素がかみ合ったとき、ステップの台風の目となりそうな気配がプンプンする。