「2018年にはステップで優勝もしていますし、“ルーキーだけどルーキーじゃない”という選手です。場慣れもしていますし、今季は調子もキープしています」と下村。丹は18年の「山陰合同銀行 Duoカードレディース」でステップ優勝も果たしている実力者。ところが、プロテストには合格できないという状況が続いた。
そこにきて、これまでは単年登録という入会前の選手でも出場できていた制度が撤廃。丹を含めた選手はQTに参戦できなくなり、無職状態となった。
■7回目の挑戦でプロテストに合格
丹といえば渋野日向子や、今季ツアー初優勝を挙げた尾関彩美悠らと同じ岡山県作陽高出身。今年の大みそかで26歳になる。昨年11月に合格したプロテストが実に7回目の受験だった。「プロテストというのは本当に厳しいんです。その環境の中、メンタル的には厳しかったはずですが、諦めなかったこと、プロになりきったところに気持ちの強さがあると思います」。プロテストに合格した丹の頑張りを下村も賞賛する。
「丹選手はスイングが特徴的なんです。俗に言うオーバースイングで、トップでシャフトが飛球線に対してクロスするのですが、そのぶん飛距離も出ます。上半身の柔軟性が高くないとできないスイングです」(下村)
一見、独特なスイングで丹自身も変えようとしたことがあったようだが、「プロテストとか、プレッシャーのかかるところではどうしても不安になるとのことで、そのままでいくことにしたと言っていました」と下村。加えて、「2020年からメンタルトレーニングも取り入れたことによって、それがテスト合格につながったのではないでしょうか」と、ようやく正会員になった丹の努力が見えてくる。
そこにきて、これまでは単年登録という入会前の選手でも出場できていた制度が撤廃。丹を含めた選手はQTに参戦できなくなり、無職状態となった。
■7回目の挑戦でプロテストに合格
丹といえば渋野日向子や、今季ツアー初優勝を挙げた尾関彩美悠らと同じ岡山県作陽高出身。今年の大みそかで26歳になる。昨年11月に合格したプロテストが実に7回目の受験だった。「プロテストというのは本当に厳しいんです。その環境の中、メンタル的には厳しかったはずですが、諦めなかったこと、プロになりきったところに気持ちの強さがあると思います」。プロテストに合格した丹の頑張りを下村も賞賛する。
「丹選手はスイングが特徴的なんです。俗に言うオーバースイングで、トップでシャフトが飛球線に対してクロスするのですが、そのぶん飛距離も出ます。上半身の柔軟性が高くないとできないスイングです」(下村)
一見、独特なスイングで丹自身も変えようとしたことがあったようだが、「プロテストとか、プレッシャーのかかるところではどうしても不安になるとのことで、そのままでいくことにしたと言っていました」と下村。加えて、「2020年からメンタルトレーニングも取り入れたことによって、それがテスト合格につながったのではないでしょうか」と、ようやく正会員になった丹の努力が見えてくる。