＜カストロールレディス　初日◇25日◇富士OGMゴルフクラブ 市原コース(6,427ヤード・パー72)＞

　千葉県にある富士OGMゴルフクラブ 市原コースを舞台に開幕した、ステップアップツアー「カストロールレディス」の初日。5アンダーでまわった土肥功留美、小川茉奈美、橋本香菜の3選手が首位に立った。

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　昨年12月に左ヒジの手術を行ったという土肥はこれが今季2試合目。「気楽にやろう」という気持ちがスコアにつながった。1番、2番の連続ボギーも「調子が良かったので」と意に介さず。その後3つのバーディ奪取に成功すると、後半の11番パー3ではピンまで156ヤードを6番アイアンでホールインワン。プライベートでは10回以上ホールインワンをしているという土肥だが「プロの試合では初めて」と笑顔。「今日は出来すぎ。でも明日は別人にならないように気負わずにやっていきたいです」と明るく答えた。

　同じく首位の小川は5バーディ・ノーボギーのラウンドで好発進を決めた。ピンチといえば6番パー5でセカンドを左に曲げてしまうも、残り約90ヤードの4打目が直接入りバーディ奪取。ボギーも覚悟したというホールでスコアを伸ばした。最近イップスに悩んでいたという小川だが、先輩プロの新坂上ゆう子の助言で徐々に克服。「今日は3パットがなかったので良かったです」と喜んだ。「追いかけるのは得意ですけど、上にいるとアワアワしてしまう。明日は1打1打集中するだけです」自然体で初優勝を狙いにいく。

　「ウェイティングだったのですが、欠場者があったので」出場できたという橋本。後半となる1番では、残り135ヤードのセカンドを直接放り込みイーグル奪取に成功。「全体的にショットが良かった。パーオンしなかったのは1ホールだけでした」と好調なショットでスコアを伸ばした。「明日も今日みたいなゴルフができれば。冷静にいきます。グリーンが重たいのでショットをピタッとつけたい」最終日もアグレッシブにプレーする。