<カストロールレディース 2日目◇27日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6435ヤード・パー72>
2019年大会を制したカストロール契約のホステスプロ・井上りこは、「悔しい~」とため息を漏らしながらクラブハウスへと戻ってきた。首位と8打差と上位との差を詰められず、トータル3アンダー・23位タイで終えた一日を嘆く。
バーディ、ボギーともに4つずつという出入りの激しいラウンドを、「しょうもないボギーを打ちすぎました。『ちーん』って感じです」と評価する。ショットが安定感を欠き、それが「ラフのなかに一カ所だけあるベアグランドとか」と悪いライにつくこともしばしば。「パターも結構狙って打てていたんですけど、入らなかったですね」。最後まで流れを良くすることはできなかった。
12番を終えた時点で2つ伸ばしていたものの、そこから貯金を使い果たし終わってみればイーブンに。「そのままのスコアで上がりたかったですね…、悔しい」。その思いが心から離れない。今季ステップ・アップ・ツアーには11試合に出場。しかし、「フンドーキンレディース」などの11位が最高順位というのもモヤモヤが残る。
「まだトップ10に入れていないので、明日こそはスコアを伸ばして、絶対に入りたい。ホステスプロとしても頑張ります!」。これまでに5度出場し、優勝1度を含むトップ10入り3度の好相性大会で、歴代女王の“追撃モード”に期待したい。