<山陽新聞レディース 初日◇15日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県)◇6334ヤード・パー72>
国内女子下部のステップ・アップ・ツアーは、第1ラウンドが終了。6アンダー・首位タイに種子田香夏と小楠梨紗、5アンダー・3位タイには小林夢果と村田理沙が続いた。
この上位4人は、まだステップ・アップ・ツアー未勝利。31歳の小楠、28歳の種子田と村田はのどから手が出るほど欲しい初優勝を、20歳の小林は飛躍のキッカケとするために、残り2日間で初タイトルをつかみにいく。
【上位勢のコメント集】
■種子田香夏(首位T:-6)
「きょうは、ノーボギーで回ることができたのが一番大きい。16番ホールで10メートルのパッティングが入るなど、ラッキーもありました。ベストスコアが66ストロークだったので、あと1つ伸ばしたかったですね。このコースに対しては、いいイメージがある(昨年度8位タイ)。あと2日間60台を目指して回りたい」
■小楠梨紗(首位T:-6)
「試合での5連続バーディは初めてだと思います。ここ何年か悩んでいたショットがいい感じで打てている。相乗効果でパッティングも良くなりました。2日目は久しぶりの最終組でスタート。楽しんでラウンドした結果が、きょうの好スコアに繋がったので、同じように楽しんでいきたい。上手くいくかは自分の気持ち次第」
■村田理沙(3位T:-5)
「きょうのピンチというピンチは17番ホールだけでした。そこでしっかりとパーパットが決められて良かった。ただ、あと2つ、3つは伸ばせたかなと思います。8年前のプレーオフ(2位)を覚えていて、応援してくださる方もいます。なので、この大会には思い入れもあるし、勝ちたい試合。あす以降も伸ばし合いになる。グリーンを外さないようなゴルフをして、チャンスをつかみ取っていきたい」
■小林夢果(3位T:-5)
「いいスコアで上がることができて素直にうれしい。その反面、2つのボギーが悔やまれます。初日の点数をつけるなら80点。パー5のロングホールは、全てパー4だと思ってイーグルを狙うようなマネジメントをしてます。追いかける展開の方が好きなので、2日目は攻めて、攻めまくりたい。きょう出来なかったノーボギーを目指します」