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2週連続V争いも経験 可憐な飛ばし屋・三浦桃香の戦績を振り返る

2018年シーズン序盤に脚光を浴びた黄金世代の一角。三浦桃香の戦績を振り返る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年9月26日 09時00分

<SkyレディースABC杯 事前情報◇26日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6660ヤード・パー72>

黄金世代の可憐なる飛ばし屋が、4年ぶりにツアーへ参戦する。本日開幕の国内女子下部ステップ・アップ・ツアー「SkyレディースABC杯」に出場する三浦桃香。2018年のレギュラーツアーでは、キュートなルックスから放たれる豪快なティショットで話題をさらった。その戦績を振り返る。

三浦桃香、ドレス姿でポージング【写真】

■2018年3月「Tポイントレディス」(+2、22位T)

宮崎の日章学園高時代から飛ばし屋として知られていた三浦。その名を広く知らしめるきっかけとなったのが、シーズン3戦目の大阪大会だ。初日が悪天候で中止となり、仕切り直しとなった第1ラウンドで「67」をマーク。日本勢最速となるプロ転向後3戦目での初優勝をかけて最終日最終組を戦ったが、「77」と崩れて快挙達成はならなかった。

■2018年3月「アクサレディス」(-7、10位T)

Tポイントレディスの翌週は、三浦の地元・宮崎大会。初日に「66」を叩き出すと、2日目にも「68」の好スコアをマークして単独首位に。2週連続で最終日最終組を戦うことになった。

だが、やはり初優勝の壁は分厚かった。上がり3ホールで4つ落とす大失速もあり、トータル7アンダー・10位タイでまたもV逸。それでも、自身初のトップ10入りを果たし、持ち前の豪打と愛嬌で大きなインパクトを残した。

■2018年4月「サイバーエージェント レディス」(-4、7位T)

再び上位戦線に顔を出したのは、アクサから1カ月後の静岡戦。予選ラウンドをともに「70」で回り、7位タイで決勝に進出した。またも最終日に伸ばせず浮上はならなかったが、自己ベストの7位タイ。これからの活躍に大きな期待がかかったが…。

■成績不振、プロテスト失敗… 21年にツアー撤退

結論から言えば、三浦がそれ以降にトップ10入りすることはなかった。シーズン中盤からは思うように決勝へ進めなくなり、夏場には7戦連続での予選落ちを経験した。さらに、ツアーを連戦しながら挑んだプロテストでは第2次予選で無念の敗退を喫するなど、まさに“どん底”の状態。結局、賞金ランキングは81位にとどまり、シード獲得はならなかった。

2019年は不調だったパットがさらに悪化。24試合中予選通過はわずか6試合で、最高成績も「スタンレーレディス」での13位タイと成績を残せなかった。同年は最終プロテストに進出したものの、最終ラウンド開始前に体調不良で棄権した。

2020年は男子の下部ツアー2試合のみ出場。翌年の4月、『紫外線アレルギー』を理由にツアー撤退を表明した。「2日間連続で(紫外線を)浴びた日は明らかに肌に炎症が出ていた。毎週、死にたいと思ってました。そのまま消えてなくなりたかった」と苦悩を吐露していた。

その後はかねて取り組んできたティーチングプロの資格獲得を目指し、昨年の12月に合格。今回はその資格により、久々のツアー出場となる。彗星のごとく登場し、ツアーを賑わせてから5年。また違うかたちの“プロ”になった三浦が、再び会場を沸かせる。

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