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今季レギュラー、昨年大会の悔しさ晴らしたい3人による最終組 種子田香夏は9年目のプロ初優勝へ「自然体で」

2日目を終え3人がトップに立ったステップ。し烈な優勝争いが火ぶたが切られる。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年9月17日 08時00分

<山陽新聞レディース 2日目◇16日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県)◇6334ヤード・パー72>

2015年のプロテストに合格。9年目の種子田香夏に、初優勝のチャンスが訪れた。トータル10アンダーの首位タイで最終日に入る。

楽しそうになんの話をしてるのかな?【写真】

トップから出た2日目だったが、序盤の1番、4番で立て続けに3パットのボギーを叩く展開。「よくない流れで苦しみました」と、苦い表情を浮かべるが、その雰囲気を1ホールで変えた。5番パー5でイーグルを奪取。「風向きが変わりましたね」と、その後は14番からの3連続など4つのバーディを積み上げた。

今季はQTランク15位とレギュラーツアーで開幕を迎えたが、苦戦。第1回リランキングでその順位は53位まで下がり、秋を前にステップ・アップ・ツアーの舞台も踏みことになった。これが今季下部での1試合目だが、そこで底力を発揮している。「ひさしぶりの最終日最終組。淡々と自分のプレーに徹するだけ。自然体でいきます」。レギュラーツアーで得たものをここで発揮したい。

同じ順位で並ぶのはこちらも初優勝を目指す20歳の小林夢果と、ステップ4勝の石川明日香。脅威の飛距離を持つ小林は、15番パー5でのイーグルなど「67」で優勝戦線に浮上してきた。「内容があまりよくないなかでの5アンダーは、自信になりました」と、弾みもつけて最終日に入る。

昨年も最終日最終組入りを果たしたが、優勝した櫻井心那に5打差の2位に甘んじた。「2年続けてなので絶対に意識すると思う。昨年は、追う立場で伸ばせなかったのが敗因。反省を生かして、スコアを伸ばすゴルフを」と強い決意とともに1番ティに立つ。

石川も、この日のベストスコアタイとなる「65」をたたき出しトップグループ入り。「後半に入り、急にパッティングのタッチが合ってきて、15番ホールから4連続バーディ。ラウンドが続いていたら、ゾーンに入って、さらにスコアを伸ばせたかもしれません」と、“余力”を残してのホールアウトだった。

種子田同様に、前半戦のレギュラーツアーで結果を残せず、再びステップで戦っている。「いい位置にいるので、今後に向けて弾みをつけるためにも、優勝を目指したい。自分が決めたことをやりきりたい」と、再びトップカテゴリーに戻る日のために牙を研ぐつもりだ。それぞれの思いを胸に秘めた首位3人による最終組は、午前10時にスタートする。

以下、その他、主な上位選手のコメント。

■酒井美紀(トータル9アンダー:4位タイ)
「きょうは8アンダーを目指していました。ショットも思うように打てていますし、調子のよさも続いている。暑かったので、余計なことを考えずに、シンプルにゴルフをしようと試みたのがよかったですね。ここは大好きなコース。あすは置いていかれないように、いいプレーをしたい」

■須江唯加(トータル9アンダー:4位タイ)※岡山県出身
「3連続バーディが2回あったので、1日ずっといい流れでプレーすることができました。皆さんが応援してくれたおかげです。1打差の好位置でチャンス。自分自身、派手なゴルフはできないけど、堅実なゴルフをして優勝したい。地元の岡山で勝つことができたらうれしいです」

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