<ECCレディス 最終日◇2日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県)◇6516ヤード・パー72>
大会最終日の競技が、悪天候によるコースコンディション不良のため中止になった大会は、2日目を終え6アンダーのトップに並んでいたP・サイパン(タイ)とウー・チャイェン(台湾)によるプレーオフのみ行われた。
午前9時から15番パー3で行われた優勝決定戦は、1ホール目に3パットのボギーを叩いたチャイェンに対し、パーをセーブしたサイパンが勝利。2018年には米国ツアーでシードを獲った経験も持つ25歳が、日本での初優勝を挙げた。またチャイェンはこれで3試合連続の2位という悔しい結果に終わった。
5アンダーの3位タイには廣田真優、大林奈央。4アンダー・5位タイに小暮千広、奥山純菜と、優勝を争った2人に加え、昨年のプロテストに合格したルーキーが上位に目立つ結果になった。
なお大会は36ホールの短縮競技となったため、賞金ランキングへの加算賞金は75%。規定により決勝ラウンドに進出した52位タイまでの68人に賞金が配分される。