<ユピテル・静岡新聞SBSレディース 初日◇16日◇静岡カントリー浜岡コース(静岡県)◇6514ヤード・パー72>
風速11.3メートル毎秒を記録した“荒れた”晴天のなか、アンダースコアがわずかに6人。我慢比べの様相となった初日で、竹内美雪が2位に2打差をつける「68」でプレーし、4アンダーの単独首位で滑り出した。
風に悩まされた一日でも、「風とケンカしないことを意識してラウンドした」とできるだけ“仲良く”するゴルフに集中した。フェアウェイキープ率は14ホール中11回、パーオンは18ホール中13回という高水準。5つのバーディを奪ってボギーはわずかに1つという、危なげないプレーを展開した。
「普段、クラブに変化を加えることはしない」と話すなか、今大会では新たな試みにも挑戦。前日からパターの長さを『0.5インチ』(1.27cm)長くし、この日の27パットにつなげた。「失敗したとしても学ぶことは多い」とトライしたことが、いきなり奏功した。
QTランキング69位で臨む今季は、下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場。レギュラーツアーで戦っていた昨季とは環境は変わったが、「今年は積極的にいろんなことにチャレンジしていきたい一年」と“プロ10年目”としての新たな決意も抱いている。
ステップは全試合で予選通過を決めているが、今季最高位は開幕戦の8位タイ。「自分ができることは何かを考えて、目の前の一瞬にフォーカスしたゴルフを目指したい」とまずは一打に集中し、“初優勝”に向けて逃げ切り体制を整えたい。
【そのほか上位勢のコメント】
■沖せいら(2位タイ:2アンダー)
「朝のスタートホールでダブルボギーを打ってしまったことで、開き直ることができました。スコアが出るコースより、難しく耐える方が好きです。今まではショットが曲がると崩れていくことが多かったです。今年は左右にブレてもスコアがまとまってくれています。せっかくこの位置にいるので優勝を狙いたいですね」
■ウー・チャイェン(2位タイ:2アンダー)
「風が強くて、本当に大変な一日でした。正面からのアゲインストが吹くホールでは距離がとても長く感じましたね。後半に3連続バーディを決めることができたのは合格点です。2日目からは初日以上にたくさんバーディを取ることを目指して頑張ります」
■河野杏奈(4位タイ:1アンダー)
「風が強かったです。その時々で精一杯で、何も覚えていないくらい。本当に疲れました。ただ、頭をフル回転させて風のことをたくさん考えたことが結果に結びついて良かったです。17番のパー3では残り80センチメートルくらいだったので、ホールインワンしてほしかったな。今年はステップ優勝を目標としている。無理せず自分らしくいきたいです」