＜CTBCレディスオープン　事前情報◇10日◇オリエントG＆CC（台湾）◇6452ヤード・パー72＞

国内女子下部のステップ・アップ・ツアー第5戦「CTBCレディスオープン」が本日11日、台湾のオリエントG＆CCで開幕。同ツアー初のアジア開催となり、台湾女子プロゴルフ協会（TLPGA）と共催して行われる。

日本からの主な出場者は、ツアー通算5勝の比嘉真美子やCTBCとスポンサー契約を結んでいるルーキーの小暮千広などだが、特に注目は2005年以来のステップ出場となる上原彩子だ。

米国女子ツアー参戦から11年目の今年、公傷制度を利用して戦っていたものの、適用が最後となった3月の「LPGAドライブオン選手権」はトータル2オーバーで予選落ち。これでシード権を失い、出場優先順位が大きく下がった（カテゴリー16で優先順位は184番目）ことから、限られた試合でリランキングを見据え、新しいステージにも挑戦する一歩を踏み出した格好だ。

地元の台湾勢は、TLPGAツアー賞金ランキング1位のウー・チャイェンや、昨年のTLPGAツアー賞金女王チャン・ヤチュンなどが出場。総勢108名で行われる初のアジア開催は、どんなフィナーレが待ち受けているのか？