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原英莉花が投入した、ミズノ『ST200X』の脳内試打。●●と▲▲の合体!?

原英莉花が投入した、ミズノ『ST200X』の脳内試打。●●と▲▲の合体!?

シーズン中のクラブ変更に慎重な原英莉花が、最終戦を前にドライバーを変更。『ST200X』って!? これは、禁断の脳内試打するしかないでしょう!

配信日時:2019年11月21日 18時28分

国内男子でもテスト開始された新作プロトタイプ

筆者 「原英莉花がミズノの新作プロトタイプをテストしてたと思ったら、実際に投入したみたいです」

PCM筒康博(以下、筒) 「おっ、原プロといえば、ぶっ飛びプロトこと『ミズノプロMODEL-E』でしたよね? 何に替えたんですか?」

筆者 「ちょっと前に記事にしていた、国内男子でもテスト開始されている『ST200X』というモデルらしいです。しかも、シャフトもまだ発表されていない新作プロトタイプにしたようで、ケプカとタイガーが使う『ディアマナD-Limited』にしたそう。筒さん、今日来た理由は分かりますよね? まだ発表前ですが、プロが投入したとなれば……」

⇒「ZOZO」でこっそりテスト&絶賛されていた、ミズノ『ST200』を激写!国内男子で供給開始
新ヘッド×タイガーシャフトの“ニュードライバー”に「替えます」 原英莉花が 昨年の雪辱果たし、いざ宮崎へ!

筒 「はい、脳内試打しましょう!(キリッ)」

PCM編集長(以下、P編) 「………。(久しぶりだなぁ、この展開…)」
ミズノ『ST200X』に三菱ケミカル『ディアマナD-Limited』の組み合わせ…

ミズノ『ST200X』に三菱ケミカル『ディアマナD-Limited』の組み合わせ…

筒 「これ、画像見るとカーボンクラウンかぁ〜〜。ミズノのカーボンクラウンは久しぶりな気がしますね、ミズノプロMODEL-E』とか『MP』ドライバーはフルチタンでしたよね? 長岡さん、原プロは何て言ってるんですか? ちょっと降臨させてくださいよ。あと、フェースの画像とか、ちゃんとした画像も見せてください」

「飛距離も納得いくものになったし、何よりも左に引っかける球が出ない。そう思うと広いホールでは特にしっかりと振れるし、いい球を打てますね。今週から替えます」(原英莉花)

筒 「なるほど……。『ミズノプロMODEL-E』より左に行かないと……。で、長岡さんに見せてもらった画像がコレね、ふんふん……。長岡さん、R&Aに登録された画像はありますか? 『ST200X』と、現行モデルで原プロがFWに入れている『ST190』とを比べてみて!

投入した『ST200X』と、既存の『ST190』を比べると?

R&Aの適合リストの画像。左が新作?の『ST200X』、右が既存の米国モデル『ST190』

R&Aの適合リストの画像。左が新作?の『ST200X』、右が既存の米国モデル『ST190』

筆者 「はい。コレです」

筒 「おおぁ〜〜〜、これ、随分とシャフトの挿入アングルが変わってますねぇ〜。かなりフックフェースというか、『ST200X』はかなりつかまりのいい顔のはずですよ〜

P編 「………。(確かに…)」

筒 「長岡さん、既存の『ST190』の1Wと3Wのアドレス画像はありますか?

筆者 「ちょっと、筒さん、さっきから要求し過ぎ。なんで『ST190』のアドレス画像が要るのよ? 脳内試打して欲しいのは、新作の『ST200X』ですよ!」

筒 「うるさいなぁ、正確にやりたいでしょ? 適当な脳内試打なんて、やる方も読む方も嫌でしょうが!!!(大声)」

P編 「………。(っていうか脳内試打って、全部、筒さんの想像なんだから、適当とか正確とかあるのか……)」

筆者 「はい、コレです。あぁ〜、面倒くさ! ここまでしたんですから、“正確な”脳内試打を頼みますよ!」
『ST190』のドライバー(左)、3W(右)

『ST190』のドライバー(左)、3W(右)

筒 「分かってるってば! ふんふん、なるほど。こう来たかァ〜〜〜、これは面白い、大体分かって来ましたよ〜。原プロはやさしい顔が好きなんだなぁ〜〜、なんか分かるぅぅ〜〜

筆者 「…………。(本当かよッ!っていうか、入れ込み過ぎじゃないの??)」

P編 「………。(確かに、『ST200X』と『ST190』のFWは顔の流れが似てるなぁ…)」

筒 「長岡さん、申し訳ないけど、『ST190』のアドレスカットと、今回の『ST200X』のアドレスカットを並べてみて!

筆者 「もう、何度も面倒くさいなぁ〜、はい、もうコレ以上は勘弁してくださいよ!」

筒 「テーラーメイドとキャロウェイのいいとこ取り!?」

筒 「オッケー、見えました! これ、『ST200X』はテーラーメイドキャロウェイのいいとこ取りでしょ! つまり、やさしくつかまって、カーボンクラウンの低スピン。ミズノ、いいとこ狙ってくるなぁ〜〜」

筆者 「筒さん、ここまでボクに仕事させといて、そんな乱暴な話しなの?どういうことか、ちゃんと説明してくださいッ(怒)」

筒 「分かりましたよ。えっと、まずは原プロ自身が【左に行かなくなった】と言っているところから察するに、おそらく重心距離が少し『ミズノプロMODEL-E』よりも長くなったはずです。で、原プロが3Wに使ってきた『ST190』のFWと『ST200X』は2つとも顔の流れが似ていて、シャフトが左から入って見えるでしょう? プル角が大きい証拠ですし、シャフトを垂直に直すと、フックフェースになるはず。だから、まずはつかまりのいいキャロウェイ系になんだろうなと。あと、さっきフェースの始まる位置がトゥの頂点からかなり内側に入って見えて、ここもキャロウェイっぽいですよ。

もう一つ、テーラーメイドと言った理由は、ヒールがすっきりしたシルエットもそうですし、歴代テーラーメイドは低スピンヘッドが多い点。ミズノプロMODEL-E』はフルチタンでけっこう重心は高めだったんですが、これはカーボンクラウンで明らかに重心は下がっているはず。それに、クローズインパクト系になる点でも、スピン量は減りますよね? ましてやシャフトが『テンセイ』から同じ三菱ケミカルの『ディアマナD-Limited』にしたということですが、両方とも元調子系のはず。ケプカもタイガーも『白マナ』の系譜が好きなはずですし…。元しなりで先の硬い白マナ系はスピン量が抑えられるはずです!(大声)」

筆者 「な、なるほど………。でも、テーラーメイドには『M5』と『M6』がありますし、キャロウェイには『EPIC FLASH STAR』と『サブゼロ』がありますけど、どれとどれのいいとこ取りですか? それを使うと原英莉花の飛距離は伸びそうですか??
筒 「そりゃ〜『M6』と『EPIC FLASH STAR』でしょ。テーラーは元々『グローレ』とかアジア戦略モデルしかフックフェースにしないメーカーですし、キャロウェイはちょいフックフェースでもフェースを内側に切って、そこまでフック顔に見せずにつかまりのいいヘッドを作るメーカー。

原プロの飛距離? ボクの脳内試打が正しければ、伸びるはずだと思いますよ。だって、原プロって、あまりランの出ないドライバーショットが多いのに、平均253ヤード近いですしね。低スピンヘッドと低スピンシャフトを使えば、もっとランが出てラクに飛距離を稼げると思います。そうなったらステキだなぁ〜」

P編 「ふ〜ん。なに興奮してるの、筒さん。それに褒めすぎじゃないの? 鼻の穴が広がってるよ?」

筆者 「そうそう、筒さんがただの原英莉花ファンなだけでしょ!」

筒 「(ハッとして)い、いや……、『ST200X』のファンなだけです!(バレてたか…)」

Text/Mikiro Nagaoka

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