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    ダンロップから届いた、謎の『PROTOTYPE』ボール。これは…高反発よりも【床反力】大!?

    ダンロップから届いた、謎の『PROTOTYPE』ボール。これは…高反発よりも【床反力】大!?

    配信日時:2020年4月1日 07時37分

    • ギア
    目次 / index
    • 筒、2分でぶった斬りました…
    • 一番売れているディスタンス系、ホンマ『D1』よりも低打ち出し・低スピン!?
    • 「ちょっと外側の硬さに負けますね…」
    • PCM編集長、村田辰也には一切の情報を渡していません!
    • 「ボクのウィンドウよりも、ボールが低く出て低スピンなので、飛んじゃいます…」
    この記事の写真 13 枚を見る

    ダンロップからのヒントは一切ナシ!

    筆者 筒さん、ダンロップから謎のボールが届いて「煮るなり焼くなり好きにして!」とのことなんですけども……。『PROTOTYPE』とだけ書いてある以外に、一切中身についての情報はありません。

     ほう〜、そう来ましたか……。「当てられるものなら、当ててみろ!」という、一種の挑戦状ですね。そういうの、実は大好物です! ちょっと見せて、ふ〜ん、なるほどね。ボール同士をぶつけると、けっこう硬めというか、ディスタンス系の音がしてますけど、分からないので、さっそく剥いちゃいましょう!

    ―― 筒、作業場に消え、5分後 ――
    筒、2分でぶった斬りました…

    筒、2分でぶった斬りました…

     ジャーン! カットしたら、中身はこうなってましたよ。こう見ると、断面のコアに異素材というか、粒々が混じっているように見えますね。古い話ですが、もしかしてメタルミックス!?

    筆者 ……。(まだ10分しか経ってないのに、もう真っ二つ…行動が早過ぎる…)筒さん、メタルミックスとか、古いボールの話は分からないので勘弁してください。というか、ここまでカバーが硬いので、ディスタンス系ボールで間違いなさそうですが、コンプレッションはどれくらいでした?

     いや、ディスタンス系と決めつけるのは早いですよ。気温25度、2ミリ潰しの計算で、コンプレッションは「70」です。比較のために言っておくと、『AVX』が「62」で、『クロムソフト』が「52」でしたが、コンプレッションは多層構造ボールだと当てにならないものですからね。あくまで、ボールを2ミリ潰すのに、どれくらいの力が必要か?の指標でしかないです。

    ※ 参考コンプレッション:ウレタンカバーのツアーボール、スリクソン『Z-STAR』が「74」、『Z-STAR XV』が「83」、タイトリスト『プロV1』が「71」、『プロV1x』が「81」

    筒「アプローチは、ホンマ『D1』より低打ち出し・低スピン」

    一番売れているディスタンス系、ホンマ『D1』よりも低打ち出し・低スピン!?

    一番売れているディスタンス系、ホンマ『D1』よりも低打ち出し・低スピン!?

    筆者 じゃあ、とりあえずインドア試打で、計測機を使って調べてみましょうか。実はダンロップから「出来ればコースで打ってほしい」と言われたんですが、とりあえず、アプローチスピンだけでも、ね。これだけでも、ウレタンカバーのツアーボールか、アイオノマーカバーのディスタンス系かは概ね分かるじゃないですか。

    ―― 筒、ウェッジ試打 ――

     長岡さん、これ明らかにスピンが少ないですよ。しかも、単なるディスタンス系じゃなくて、超絶ディスタンス系に感じますよ。比較のために、ホンマ『D1』を打ちましたが、それよりも低打ち出し、低スピンです……。なんだろう、ここまで振り切ったダンロップのボールと言えば、過去に出た『スリクソンX』ボールを想像するしかないというか……。

    筆者 えっ、『D1』よりも低打ち出し・低スピン!? (それって、ニーズあるのかなぁ…)まぁ、たしかにボクも『PROTOTYPE』を手渡された時点で「どうせ『スリクソンX』でしょ」と内心思ってはいたんですが……。やっぱり、この時期に出てくる意味を考えれば、そういった特殊なボールしかないと、逆算して読んでしまいますよね…。

    筒「1Wで初速が出るけど、低打ち出し・低スピン」

    「ちょっと外側の硬さに負けますね…」

    「ちょっと外側の硬さに負けますね…」

    ―― 筒、ドライバー試打 ――

     えっ!! ドライバーを打つと、カバーに負けちゃいます……。ちょっと重いというか、外剛内柔感の強いボールですね、外側が硬くて中が柔らかい、典型的なディスタンス系の打感です。というか、初速もすごく出るんですけど、それ以上にスピン量が少ない。ちょっとボクのパワーだとキャリー不足になるので、もうちょっと打ち出し角が欲しいところですね…(泣)

    筆者 ウソ〜〜、ちょっとクラブ貸してください。あれ!?ボクには柔らかく感じますけど?たしかに外側はしっかりな気がしないでもないですが、グシャッと中まで潰せる感じがするので。筒さんのヘッドスピード(40m/s程度で試打)には外側がハードすぎるのかなぁ…。

     いずれにせよ、ランでトータル飛距離は出るんですよ。でも、キャリーが少し減っちゃうイメージです。やっぱり、飛距離を阻害するのは、【1】低初速と、【2】ランディング角の大きさと、【3】高スピン。全部反対の数字が『PROTOTYPE』の弾道の特徴と言えそうですから。このボールは、高初速・低打ち出し・低スピンの飛距離特化型ボールだと思います。やっぱり、超絶ディスタンス系には間違いなさそう。

    筆者 う〜〜ん……。まぁ、でもあくまでも弾道計測器の数字でしかないので、ダンロップが要望しているとおり、ラウンド試打してみないとね。それに、打感の部分のフィーリングで評価が割れてますから。改めてコースでテストしてみましょう。

    P編「何これ、タイトリストのPROTOTYPE?」

    PCM編集長、村田辰也には一切の情報を渡していません!

    PCM編集長、村田辰也には一切の情報を渡していません!

    筆者 じゃあ、今日はめちゃくちゃ狭いコースですが、筒さんと村田さんには1個ずつ『PROTOTYPE』を割り当てますよ。ボクは曲げるので2個です。みんな、無くさないでくださいよ!

    P編 無くすのは君だろ!前回『AVX』のプロトタイプをテストしたときも、たった3ホールで2個もなくしたくせに!

    筆者 ………。(ぐっ、それバラすのやめて……泣)

    ―― 数ホール経過 ――

    P編 長岡も筒さんも、ずっと硬いって言ってるけど、どこが硬いの? 私にはこのタイトリストのPROTOTYPEのどこが硬いか分からないんだけど?

    筆者 村田さん、ブラインド試打でどこの何とは言ってないですけど、なんでタイトリストと決めつけるんですか?

    P編 だって、前回『AVX』のプロトタイプというか、テスト用のボールをテストしてたじゃない。今回の『PROTOTYPE』もその続きというか、別のボールのプロトタイプじゃないの?

    筆者 違いますよ。まだ、教えませんけど。

    P編 ふ〜ん。でも、ドライバーもアイアンもアプローチも、君たちとは違って私は硬く感じないのだけは事実だね。特にドライバーはしっかり潰れるし、ふわ〜っと棒球みたいに飛んでいくから、ディスタンス系ボールの新作プロトだろうなとしか思わないけど。君たち2人は、どこが硬いって言うわけ??
    次ページ
    ⇒コース試打後に分かった『PROTOTYPE』の特徴

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