葭葉ルミら女子プロが絶賛テスト中。話題のモニター募集1W『NX PROTO』をQPさんが打つと?
女子ツアーの後半戦から、謎の未発表プロトをテストする選手が話題。中でも葭葉ルミ・吉川桃・蛭田みな美らHONMA勢が試打するのが『NX』と書かれた奇抜なヘッド。QPこと、関雅史プロに試してもらうと?
配信日時:2022年8月30日 00時00分
コレが「モニター募集」のプロトタイプか!?
見慣れぬデザインに、女子プロたちから「えっ、やばっ」、「お〜、すごい」、「地球儀みたい」と、インパクトのある第一声が聞かれた謎のプロトタイプ。ソール部には『PROTO』とともに製品名と思しき『NX』の文字も。声の主は女子プロたちで、葭葉ルミ・吉川桃・蛭田みな美らHONMA勢がプロトタイプに様々な反応を寄せていた。
同時期に、HONMAから編集部に謎の1Wが届いていた。そう、少し前に報じた『プロトタイプ』モニター募集にALBA.Netも応募していたのだ。女子ツアーの取材時はまだR&Aの公認前とあり、プロたちが「使いたくても使えない」状況だったため、編集部はQPさんこと関雅史プロに性能分析を依頼することに。その第一声が下記だ。
同時期に、HONMAから編集部に謎の1Wが届いていた。そう、少し前に報じた『プロトタイプ』モニター募集にALBA.Netも応募していたのだ。女子ツアーの取材時はまだR&Aの公認前とあり、プロたちが「使いたくても使えない」状況だったため、編集部はQPさんこと関雅史プロに性能分析を依頼することに。その第一声が下記だ。
「第一印象としては、【テクノロジーがいっぱい詰まったクラブ】という感じで、【つかまるだろうな】って構えて最初に思いました。それは、ヒール側のウェイトの位置と、アップライト感ですね。この2つから、つかまるのがコンセプトだろうなと。いい意味で、外ブラっぽいというか、革新的な感じがしますよね。
ソールはテーラーの『SIM』っぽいデザインだし、クラウンの格子状のワッフルっぽいのはヤマハ的。で、シルエットというか、形状で言うとタイトリスト『TSi3』をアップライトにしたような感じも受ける。ワッグルした感じもそんなに重くないから、セミアスリートくらいのパワーでちょうどいい感じですね」(QP)
ソールはテーラーの『SIM』っぽいデザインだし、クラウンの格子状のワッフルっぽいのはヤマハ的。で、シルエットというか、形状で言うとタイトリスト『TSi3』をアップライトにしたような感じも受ける。ワッグルした感じもそんなに重くないから、セミアスリートくらいのパワーでちょうどいい感じですね」(QP)
葭葉ルミや蛭田みな美は、どう反応?
では、HONMA勢の同クラブへの反応をここで振り返ってみよう。
「ボールが上がってキャリーが出てる感じです。もう少し調整したら今のエースより飛びそうです」(葭葉ルミ)
「顔が好きです。つかまりそうで構えやすい。初速が出ていそう」(林菜乃子)
「やわらかめで好きな打感です。ボールをコントロールしている感じがあります」(吉川桃)「インパクトにしっかり感があってパワーロスしていない感じがします。すぐ使いたい」(後藤未有)
「ぶ厚いインパクトの感じで初速が出てます。顔もつかまりそうで安心感ありますし、右ペラが一回も出ませんでした」(蛭田みな美)
QPも同様の反応をするだろうか? プロトタイプを打った第一印象が下記だ。
「ボールが上がってキャリーが出てる感じです。もう少し調整したら今のエースより飛びそうです」(葭葉ルミ)
「顔が好きです。つかまりそうで構えやすい。初速が出ていそう」(林菜乃子)
「やわらかめで好きな打感です。ボールをコントロールしている感じがあります」(吉川桃)「インパクトにしっかり感があってパワーロスしていない感じがします。すぐ使いたい」(後藤未有)
「ぶ厚いインパクトの感じで初速が出てます。顔もつかまりそうで安心感ありますし、右ペラが一回も出ませんでした」(蛭田みな美)
QPも同様の反応をするだろうか? プロトタイプを打った第一印象が下記だ。
「打ってみて、【こういう人に合いそう】というのがあるとするなら、【若い人】かなぁ。若めでけっこう振れる人。でも、スライスで悩んでるみたいな人ですかね。ただ、上がる機能はそこまで付いてない気がするんですよ。あとは、年配の方でも、【つかまることで距離が出るタイプ】の人に合いそうだなと。アクティブシニアまでかな、今も競技出てますよ、みたいな人にはいい感じだと思います。
弾道計測器で測って一番感じたのは、今までのHONMAさんの【初速の出方】と違い、今までにない感じ。ボクもHONMAさんの1Wを何本か持っていて、なぜ使ってるの?と言うと【球筋を打ち分けられるから】。パーンと弾いてしまうんじゃなくて、少しグッと持って先で少しつかまえようとか、少し逃がそうとかがやりやすい。ただ、そういう1Wって、飛びそうな匂いがしなくなったりもするんですよ……」(QP)
弾道計測器で測って一番感じたのは、今までのHONMAさんの【初速の出方】と違い、今までにない感じ。ボクもHONMAさんの1Wを何本か持っていて、なぜ使ってるの?と言うと【球筋を打ち分けられるから】。パーンと弾いてしまうんじゃなくて、少しグッと持って先で少しつかまえようとか、少し逃がそうとかがやりやすい。ただ、そういう1Wって、飛びそうな匂いがしなくなったりもするんですよ……」(QP)
QP「HONMAらしさと外ブラらしさの融合」
HONMAの1Wを複数所有するQPだが、【初速性能はピカイチ】なことを感じていた。そして、【日本のゴルファーへの使いやすさ】もキープされているとか。
「最近の外ブラとかって、何かしらのテクノロジーとかで、当たった瞬間からボールスピードを出してくれる【球離れの鋭さ】があったりするじゃないですか。そういったものを、HONMAさんの1Wの中で初めて感じることができました。今までにないフィーリングですね。HONMAさんって書いてなかったら【どこの外ブラですか?】っていうくらい。
それでいて、今どきの【モンスタークラブではない感じ】。ほら、外ブラって重心距離が45mm超でフェースセンターに重心がないものも多いですけど、コレは重心距離短めで、重心角も浅め。だから、モンスタークラブのように1Wだけ別のスイングが必要な感じもなく、【とにかく当てやすい】のが、さすがHONMAさんという感じ」(同)
編集部で一番気になっていた、クラウンの凹凸については「コレはテクノロジーと絡むベネフィットがあるはず」と言い、打つ上でも「全く気にならない」のだとか。
「最近の外ブラとかって、何かしらのテクノロジーとかで、当たった瞬間からボールスピードを出してくれる【球離れの鋭さ】があったりするじゃないですか。そういったものを、HONMAさんの1Wの中で初めて感じることができました。今までにないフィーリングですね。HONMAさんって書いてなかったら【どこの外ブラですか?】っていうくらい。
それでいて、今どきの【モンスタークラブではない感じ】。ほら、外ブラって重心距離が45mm超でフェースセンターに重心がないものも多いですけど、コレは重心距離短めで、重心角も浅め。だから、モンスタークラブのように1Wだけ別のスイングが必要な感じもなく、【とにかく当てやすい】のが、さすがHONMAさんという感じ」(同)
編集部で一番気になっていた、クラウンの凹凸については「コレはテクノロジーと絡むベネフィットがあるはず」と言い、打つ上でも「全く気にならない」のだとか。
「打球音も、ボールスピードの速さと直結した感じでいいですね。バキュン!と今風な外ブラっぽい炸裂感がありながらも、締まった感じで音が大き過ぎることもないです。何となくこのクラウンのデザインからの印象と整ってますよ。クラウンに剛性が加わっている感じがして、奇抜なようで打っていて全然気にならないし、球が鋭く飛び出す感じが今風です。
対抗馬・ライバルになりそうなのは、ブリヂストンの『JGR』からの流れとか『B3』とか、ダンロップ『ゼクシオX』とか、そんな感じでしょうか。元々ガチガチのアスリート向けには『TW757』シリーズがあるわけじゃないですか。そうじゃなく、その下のセミアスリート的な層に対して、一番機能する感じで仕上げてきた匂いを強く感じますね」(同)
今回のプロトタイプの応募をした人たちは、お手元にもう届いているだろうか? ALBA.Netでは、引き続き当該プロトタイプの同行を注視していく。
取材協力/ゴルフフィールズ
撮影/相田克己
対抗馬・ライバルになりそうなのは、ブリヂストンの『JGR』からの流れとか『B3』とか、ダンロップ『ゼクシオX』とか、そんな感じでしょうか。元々ガチガチのアスリート向けには『TW757』シリーズがあるわけじゃないですか。そうじゃなく、その下のセミアスリート的な層に対して、一番機能する感じで仕上げてきた匂いを強く感じますね」(同)
今回のプロトタイプの応募をした人たちは、お手元にもう届いているだろうか? ALBA.Netでは、引き続き当該プロトタイプの同行を注視していく。
取材協力/ゴルフフィールズ
撮影/相田克己