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    【第4回】売る・買うだけじゃない! 人気ドライバーの調整法教えます ―G425 MAX&ローグST MAX編―

    ゴルフパートナーでは21年10月から“買取マイスター”と呼ばれる社内認定資格制度が始まった。厳しい筆記試験と接客試験を通り抜けた『買取のスペシャリスト』がクラブの査定だけでなく、我々一般ゴルファーのゴルフライフに寄り添い、本気でスコアアップをサポートしてくれる。

    配信日時:2022年8月16日 08時00分

    • ギア
    目次 / index
    • ゴルフパートナー八王子めじろ台店はこんな雰囲気
    • 前回に引き続き、村松輝貴店長が人気クラブの調整法を紹介
    • 20年9月に発売されたピン『G425 MAX』はロングセラーを続けている
    • まずヘッド後方にあるタングステンウェートを『フェード』に動かす
    • シャフトをニュートラルから真裏に回転させて、ライ角を『フラット』にする
    • テーラーメイド『ステルス』と2強をなすキャロウェイ『ローグST MAX』
    この記事の写真 8 枚を見る

    買取マイスターとは?

    ゴルフパートナー八王子めじろ台店はこんな雰囲気

    ゴルフパートナー八王子めじろ台店はこんな雰囲気

    その呼び名の通り、“買取マイスター”とは付加価値の高い買取が提供できるスタッフのこと。豊富な商品知識だけでなく、接客応対も高いレベルで兼ね備える。22年7月末時点で、厳しい筆記と実技の試験をクリアした“買取マイスタースペシャリスト”は全国にたった103人しかいない。現行モデルはもちろん、30年前のクラブの知識もインプットされているので、安心してクラブの買取や、予算に応じたスコアアップの相談をすることができる。

    買取マイスターの認定証には<お客様との5つのお約束>という項目がある。
    ・お客様の大切なクラブを、丁寧に査定いたします。
    ・お客様との信頼を第一に、相場に準じた適正価格で買取致します。
    ・お客様にご納得頂けるよう、買取価格を分かり易く説明致します。
    ・買取サービスを通じて、お客様のゴルフライフをお手伝い致します。
    ・現状に甘んじることなく、買取サービス向上のため、日々精進致します。

    他店では「このクラブの買取額は1万円です」とただ伝えるだけのところを、“買取マイスター”たちはなぜ1万円なのかという理由まで細かく説明。きちんと納得して気持ち良くクラブを売りたいなら、“買取マイスター”のいるゴルフパートナーに行くのがいいだろう。その手放したクラブも彼らが本当に必要なゴルファーを探し出してくれる。そんな嫁に出す思いの愛着のあるクラブを、本当に必要とされるゴルファーの元に導くのもまた彼らなのだ。

    “買取マイスター”のいるゴルフパートナーこちらから検索

    今回も可変機能付きドライバーの調整法を紹介

    前回に引き続き、村松輝貴店長が人気クラブの調整法を紹介

    前回に引き続き、村松輝貴店長が人気クラブの調整法を紹介

    前回に引き続き、人気クラブの調整法を今回教えてくれる“買取マイスター”は、ゴルフパートナー八王子めじろ台店の村松輝貴店長。今回はピン『G425 MAX』とキャロウェイ『ローグST MAX』の可変機能を活かした調整法を教えてくれる。

    G425 MAXに多い悩みは「左につかまる」

    20年9月に発売されたピン『G425 MAX』はロングセラーを続けている

    20年9月に発売されたピン『G425 MAX』はロングセラーを続けている

    『G425 MAX』を売りに来るお客さんで多いのは、「球が左につかまって、上がらないし飛ばない」という人。もともとスライスで悩んでいる人が、「ピンはすごく直進性が高いから」という理由で買われることが多い。スライサーはもともと左に向いて構えていたりするので、いざ『G425 MAX』買ってみたら、つかまりすぎてそのまま左に突き抜けていっちゃうわけです。

    【G425 MAX編】ウェートを『フェード』に動かす

    まずヘッド後方にあるタングステンウェートを『フェード』に動かす

    まずヘッド後方にあるタングステンウェートを『フェード』に動かす

    左につかまりすぎるときの調整方法は2つあります。1つ目はヘッドの後ろに付いているウェートを調整すること。重心深度が深いヘッドなので、基本性能として球は上がりやすい。左につかまり過ぎてしまう人は、このタングステンのウェートを『FADE』(フェード)に動かします。僕自身もひどいフッカーですが、2、3割の人はこれで直ります。

    【G425 MAX編】シャフトを真裏の『フラット』まで回す

    シャフトをニュートラルから真裏に回転させて、ライ角を『フラット』にする

    シャフトをニュートラルから真裏に回転させて、ライ角を『フラット』にする

    もしウェートを動かしただけではダメで、まだフックしますというときは、シャフトを回してつかまりを抑えるフラットなライ角にします。ウェートをフェードに動かしてフラットにすると、スライス×スライスでボールがつかまらなくなってしまうので、ウェートは真ん中に戻してください。

    ちなみに、ピンは〇印のところがニュートラルなので、シャフトを真裏まで180度回してあげると、ライ角をフラットにすることができます。テーラーメイドやキャロウェイは、ニュートラルからアップライトに調整することが可能ですが、ピンは逆。ニュートラルがつかまりやすいアップライトなポジションにしてあって、つかまりを抑えるフラットなポジションがある。元からアップライトなメーカーなので、それを他のメーカーの標準値に戻すという考え方です。

    ウェートを『フェード』に動かすか、ライ角を『フラット』にするかのどちらかで、6、7割の人のつかまりすぎは直る。それでもダメなら両方やってみるのもいいと思います。

    ローグST MAXの調整は難しい!?

    テーラーメイド『ステルス』と2強をなすキャロウェイ『ローグST MAX』

    テーラーメイド『ステルス』と2強をなすキャロウェイ『ローグST MAX』

    『ローグST MAX』の調整が一番難しい。というのは、もともと球が上がるので欠点が少ないんです。万人受けするので、僕もお客さんに『ローグ』をオススメすることが多い。この店舗でも買取が海外ブランドの超珍しいモデル1本だけなので、手放す人も少ないですね。

    発売してからだいぶ期間は経っているんですけど、強いて言うなら、『G425 MAX』と同じで球がつかまりすぎる人はいます。

    【ローグST MAX編】左に行くならロフトを−1度するだけ

    ロフトを−1度するだけで、つかまりを抑えられる

    ロフトを−1度するだけで、つかまりを抑えられる

    球がつかまり過ぎる場合の調整法は簡単で、ロフトを−1度するだけ。非常に優秀なクラブなので、ロフトだけでほぼ解決します。10.5度なら1度立てて、9.5度にする。これだけでつかまりが抑えられます。ロフトを立てたとしても、このクラブで球が上がらない人をほぼ見たことがありません。その場合はシャフトのフレックスが硬すぎる。それだけです。『ローグ』はボールがつかまってフェアウェイに戻ってきても、買われたお客様のクラブは本当に戻ってこないですね。
    連載

    “買取マイスター”のいるゴルフパートナーでスコアアップ!

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    • 1

      8,220

      今回最新モデルの重心角は調べて、タイプ分けをしてみたので参考にしてほしい。
      竹田麗央・原英莉花・森田理香子らが使う新作ドライバーの重心角一覧表を作ってみた!
    • 4

      4,395

      ドライバーは『G430 LST』(9度)ヘッドを使用。ロフト10.5度を立たせてわざわざロフト9度に調整して使っている
      鈴木愛の14本が面白過ぎた! なぜ1Wのロフト10.5度を9度に変えて使うのか?  なぜ7Wを5Wの長さで使うのか?

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