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    「ミズノは簡単!」。新しい『JPX923ホットメタル』3機種を打つと、プロもアマもそう言う件

    今季5勝の西郷真央だけでなく、今年の女子ツアーは契約外のミズノ使用者が躍動。そんな中、秋の新作『JPX923』シリーズを試すと、一般アマに多い先入観が覆される結果に!

    配信日時:2022年9月16日 08時30分

    • ギア
    目次 / index
    • 強い衝撃にも耐える、従来のクロモリ鋼より35%も高強度の「ニッケルクロモリ鋼」を採用。より薄くたわみ、反発を引き上げます(GettyIgages)
    • 兼島賢治プロ/沖縄県出身の元ツアープロ。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分の「INDOOR GOLF 6 ASAKUSA」でヘッドプロを務める
    • 小ぶりな軟鉄鍛造を愛用しているアマ・沼本さんが『JPX923ホットメタルHL』を打って驚く
    • 大きめの『JPX923ホットメタル』(左)よりシャープな『同PRO』の方がつかまって飛ぶ!とアマ・Kさん
    • クラブ通のアマ・村田さん(58歳)も『JPX923ホットメタル』でこの長距離!
    • 「ホットメタル3兄弟は全部簡単です」
    この記事の写真 7 枚を見る

    “ニッケル”クロモリ鋼フェースの『ホットメタル』が3兄弟に!

    強い衝撃にも耐える、従来のクロモリ鋼より35%も高強度の「ニッケルクロモリ鋼」を採用。より薄くたわみ、反発を引き上げます(GettyIgages)

    強い衝撃にも耐える、従来のクロモリ鋼より35%も高強度の「ニッケルクロモリ鋼」を採用。より薄くたわみ、反発を引き上げます(GettyIgages)

    この秋ミズノJPX923』シリーズを一挙に5機種も発売。西郷真央が『JPX921フォージド』で5勝し、契約外で『Mizuno Pro』を使う女子プロたちも活躍しているが、ALBA.net編集部が注目したのはプロ使用モデルではなく、3機種に拡充した『ホットメタル』シリーズだ。そもそも、なぜ『ホットメタル』が増えるのか?

    同社が製品発表時に強調したのは「航空機のランディングギアに使用されるほど強度が高いニッケルクロムモリブデン鋼(ニッケルクロモリ)を初採用し、JPX史上最高反発のCOR0.841を達成した」こと。加えて、サウンドリブやバック側のトウ側にパッドを配置して硬く感じる高音域を排除し、MOIを高め「高初速エリアが他社の主要機種より遥かに広い」と自負していた。

    欧米市場では一般アマの支持を獲得し前作『JPX921ホットメタル』が一躍超人気モデルに躍進。ミズノ=難しい、との印象を持たれがちでしたが、日本のゴルファーの皆様からの支持も『ホットメタル』発売を機に海外に近づいています」と同社。そこで、昔からミズノ愛用者の兼島賢治プロに「最新のミズノを体感してもらうことに。

    元ツアープロの「最新のミズノ」への評価は?

    兼島賢治プロ/沖縄県出身の元ツアープロ。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分の「INDOOR GOLF 6 ASAKUSA」でヘッドプロを務める

    兼島賢治プロ/沖縄県出身の元ツアープロ。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1分の「INDOOR GOLF 6 ASAKUSA」でヘッドプロを務める

    現在は東京・淺草駅近の「INDOOR GOLF 6 ASAKUSA」のヘッドプロを務め、昔はツアーでならした兼島プロ。マッスルバック『MP-69』を愛用し、48歳とは思えないほど切れ味鋭いスイングでダウンブローに打ち込むタイプだ。先入観を排除し、まずは前作『JPX921ホットメタル』と新『JPX923ホットメタル』の違いを見ていく。最初に打ったのは前作で、次に新作だが、そのやさしさに呆れる兼島プロ。

    「最初に打ったのは『JPX921ホットメタル』ですよね? サイズが大きくてやさしいし、7番で193yd越えました。次のモノもやさしい顔つきの印象は同じで、よりフェースの弾きが強く感じて体が温まってないのに196ydも飛びましたね……。よくお客さんからミズノって難しいでしょ?】とか言われるんですけど、心外ですよね。

    『ホットメタル』を打っても、同じこと言える?と。ただ飛ぶだけじゃなく、ミズノの場合、ロフトの立った飛び系でも普通の長さだからミートしやすいし、『ホットメタル』はニッケルクロモリの弾きが良くて球も上がる。ちょっとボクのお客さんにも打たせたいので、借りてもいいですか?絶対にハマると思うので」(兼島プロ)

    歴30年の沼本さんの「最新のミズノ」評は?

    小ぶりな軟鉄鍛造を愛用しているアマ・沼本さんが『JPX923ホットメタルHL』を打って驚く

    小ぶりな軟鉄鍛造を愛用しているアマ・沼本さんが『JPX923ホットメタルHL』を打って驚く

    68歳の沼本憲秀さんはゴルフ歴30年超。小ぶりな軟鉄鍛造を20年来使い続け、7番アイアンの飛距離は130ydほど。周囲からバッグに刺さったアイアンを「カッコイイと褒められるため、替えられない」とか。兼島プロから『JPX923ホットメタル』と兄弟作で最も大きな『JPX923ホットメタルHL』を勧められて試すと?

    「同じ7番でも『ホットメタル』は大きくてやさしいし、自分のアイアンより20ydは飛びますね…。以前やさしいキャビティも使ったけど、最新のミズノってこんなに飛ぶんですね。手前からダフってこの距離でしょ。『ホットメタルHL』も軽いカーボンシャフトでラクに打てるし、上がる。でも、やっぱり芯も外したのに真っすぐ飛ぶのが一番ビックリですよ。マズいもの打っちゃったなぁ〜」(沼本さん)

    兼島プロは「でしょ?」とニヤリ。スチールシャフトで軟鉄鍛造だった沼本さんは『ホットメタルHL』でキャリー15yd増に成功し『ホットメタル』とも甲乙付けがたい結果に。兼島プロは「最新作のやさしさを知らずに『ミズノ=難しい』と思い込みの強い人は、沼本さんと同じ反応になると思います」と言いつつ、次に匿名希望のKさんを招く。

    Kさんはやや小ぶりな『ホットメタルPRO』に驚く

    大きめの『JPX923ホットメタル』(左)よりシャープな『同PRO』の方がつかまって飛ぶ!とアマ・Kさん

    大きめの『JPX923ホットメタル』(左)よりシャープな『同PRO』の方がつかまって飛ぶ!とアマ・Kさん

    ヘッドスピードはドライバーのヘッドスピードが38〜40m/sのKさん。自身のハーフキャビティの7Iでうまく当たるとフェードで140yd強のアベレージゴルファーだ。最初に『JPX923ホットメタル』を試すと距離が出るものの「フェースをもう少し返したい」。兼島プロが「同じ7Iロフト28.5°の『JPX923ホットメタルPRO』はどうですか?」と、やや小ぶりなモノを勧める。

    兼島プロは同作で199yd超を打ちフェース開閉を使う中級者以上の方は『ホットメタルPRO』くらいのサイズ感が快適で、ボクもハイドローが打ちやすい分『ホットメタル』より飛びました。Kさんも同じ傾向かも」と予想。半信半疑ながらKさんが打つと、持ち球通りのハイフェードで160yd弱を記録し一同驚く。

    「サイズもちょうどよく、オフセットが少ないのも好みですね。打感も【ニッケルクロモリ】の飛び系と聞いて少し心配しましたけど、音も穏やかで打感が意外に良かったです。自分のアイアンと遜色ない打感なのにキャリーが10yd以上伸びてます」(Kさん)

    58歳のクラブ通も『ホットメタル』に納得

    クラブ通のアマ・村田さん(58歳)も『JPX923ホットメタル』でこの長距離!

    クラブ通のアマ・村田さん(58歳)も『JPX923ホットメタル』でこの長距離!

    兼島プロと交流のあるクラブ通の村田辰也さんもミズノが初のニッケルクロモリ」と聞き、興味津々で『JPX923ホットメタル』を試したいと言う。「ミズノ=軟鉄鍛造のイメージが強いけど、ニッケルクロモリが3機種ってどういうこと?」。打つと、特にフェースの打点ブレへの強さと上がりやすさを感じていた。

    「弾きが強い飛び系はいっぱいあるけど、ニッケルクロモリなのに『JPX923ホットメタル』は意外に音が穏やか。しかも、ここまで左右・上下に外して距離の差が少ないのも珍しい。7番しか打ってないけど、多少芯を外してもだいたい187ヤード前後でタテ距離が安定してます。球が上がりやすくランが少ないからか、飛び系アイアンにありがちな、飛んだり飛ばなかったりが少ないイメージ」(村田さん)

    自分より10歳も年上(58歳)の村田さんの飛距離に驚きつつ、兼島プロがこう締めくくった。
    「ホットメタル3兄弟は全部簡単です」

    「ホットメタル3兄弟は全部簡単です」

    「最近のアイアンはどのメーカーもたくさん種類を用意していて、どの社にも飛び系がありますよね。クラブ自体が5番の長さとロフトなのに【7】と書いてあるだけのものも多いですけど、ミズノはアマチュアの実情を考えて、当てやすい長さをちゃんと考えてますよね。だから、変な先入観を捨ててほしいと思うんです。

    しかも『JPX923ホットメタル』シリーズに、開閉しやすい『PRO』と、上がりやすい『HL』を用意するところに本気度を感じます。もちろん、ボクらツアープロや上級者は『TOUR』や『FORGED』を選ぶことになりますが、これだけ幅広く選べるとアベレージの方も必ず合うものが選べますよね」。

    JPX923シリーズのことをもっと知りたい人は、ミズノ公式サイトへ!

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