“当たる”って素晴らしい! 『ワンサイダーJi』の短尺設計はアマチュアにとって最強の武器!
つるやゴルフのオリジナルブランド『ワンサイダー』の最新モデルは、“全番手 短尺専門設計”という意欲作。いち早く最新モデル『ワンサイダーJi』のドライバーからアイアンまでを試打したというクラブコーディネーターの鹿又芳典氏は、「短尺の常識を覆す飛距離と、OBを気にせず叩きにいけるやさしさに驚いた」とその性能を評価する。 <br><br>取材協力/ハンズゴルフ都筑 写真、構成/田辺直喜
配信日時:2022年9月16日 09時00分
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ゴルフの難しさはクラブの長さが大きく影響している
クラブコーディネーターの鹿又芳典氏は、当てやすさ、振りやすさという意味で短尺には大きなメリットがあると語る。
短尺にするには専用設計のヘッドとシャフトが必須
「正直に言うと、今までは“短尺にはメリットもあるけど、デメリットもあるよ“って説明をしてきました。ボクもこれまで何度もチャレンジしてきましたが、既存のクラブを短くするだけでは、ヘッドスピードが出ない、ボールが上がりにくいといったデメリットを払拭することができませんでした。そのため、『ワンサイダーJi』には本当にびっくりしたんですよ。この短さで最大のパフォーマンスが出るように設計されて、結果も出るのですから」(鹿又氏)
短尺の難しさは、既存のヘッドだとバランスが軽くなりすぎてしまうことだ。例えば44.75インチでバランスD0のヘッドをそのまま43.5インチにカットした場合、バランスはC3.5まで落ちる。これではシャフトが適正にしならずタイミングが取りにくいクラブになってしまう。
バランスを整えるためにヘッドに鉛を貼るなどの加重をすると、今度は極端にヘッドが重く感じるといった弊害が出る。鹿又氏が語るように、短尺でヘッドのパフォーマンスを最大化するには“専門設計”であることが必須なのだ。
その点、『ワンサイダーJi』のドライバーはヘッドもシャフトも短尺で使うのに最適化した設計になっている。まずシャフトは短尺でもバランスが軽くなりすぎず、ヘッドも重く感じない独自の設計を採用。さらに先調子でヘッドが強烈に走るので、短尺でも高初速&高弾道を可能にしている。
ヘッドは、フェース面積が大きく、ストレートトップ&セミグースネックの形状で非常に安心感がある。また、重心を深く設計することで打点がずれても弾道が安定するなど、とことんミスに強いヘッドに仕上げているのだ。
1発目からミート率1.49! 驚異の打ちやすさ
最初はドライバー。“1球目が楽しみ”と語る鹿又氏が『ワンサイダーJi』のドライバーを振り切るとミート率1.49でトータル247ヤードという数値が出た。
「ボクが普段使っている45.5インチのドライバーと変わらない数値ですよ。短尺にすることでさすがに飛距離は落ちるかと思いましたが、普通のドライバーとほとんど差はないですね。しかも、自然に振ってフェースがしっかり戻ってきてスクエアなインパクトになりますから、これなら思い切って振ることができますね」(鹿又氏)
続けて何球かテストを重ねる鹿又氏。
「しっかりボールがつかまって、短尺で240ヤードを超えるデータが出るなら、これでいいなって思いますよ。ボク自身はクラブの中でドライバーが一番嫌いなので、短いドライバーもいっぱい試作してきましたが、ここまで飛距離が出るものは作れませんでした。素直にすごいと思います。これはちょっとドライバーの感覚が変わるかもしれませんね。ドライバーでも当てに行かずに振りにいけます。すごく当てやすいし、フェースを真っすぐ戻しやすいし、それでいてボールが上がるし、つかまってもくれる。まさに狙い通りのクラブに仕上がっていますね」(鹿又氏)
「しっかりボールがつかまって、短尺で240ヤードを超えるデータが出るなら、これでいいなって思いますよ。ボク自身はクラブの中でドライバーが一番嫌いなので、短いドライバーもいっぱい試作してきましたが、ここまで飛距離が出るものは作れませんでした。素直にすごいと思います。これはちょっとドライバーの感覚が変わるかもしれませんね。ドライバーでも当てに行かずに振りにいけます。すごく当てやすいし、フェースを真っすぐ戻しやすいし、それでいてボールが上がるし、つかまってもくれる。まさに狙い通りのクラブに仕上がっていますね」(鹿又氏)