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シン貧打爆裂レポート『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』

シン貧打爆裂レポート『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年12月22日 17時00分

注目ポイント

ピンゴルフは、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』を2022年9月15日発売しました。

“操作性に優れた角型”と“トップレールが強調され、操作性に優れたシャープな角型モデル。浅い溝でしっかりとした打感と打球音と実現し、転がりも抜群。いうコピーです。

『ピン 2023 パター』は、10モデルのラインアップです。スタンダードな『ANSER』から大型ヘッドの『TOMCAT 14』まで、モデル別に重量配分の最適化を考えた設計になっていて、前重心モデルもあれば、重心を周辺に分散したモデルもあるのです。パターのことを知り尽くしたピンゴルフだからこその適材適所的なパターと言えます。

僕が今回、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』を取り上げようと考えたのは、ネックです。僕は基本的にショートネックのパターが好きで、その中でもシャフトの軸線とフェース面が合っている形状が大好きなのです。

ピンのパターは、ショートネックでも、シャフトの軸線がフェースの前に出るような形状のもの(アンサーなどのクランクネックと同じ位置関係になるように)もあります。それが好きというゴルファーのほうが多いと思いますが、敏感さという気持ちをボールに伝えるという要素は、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』のネック形状がより強いのです。

もちろん、機能面でも『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は興味深いパターです。

転がりを良くする浅い溝を施し、高さがあるフェース。シルバーで少し厚みがあるブレードと後方のブラックな角型部分のコントラスト。角型形状は、一つの分類になるほどに実績があります。

前重心のトレンドを取り入れたパターが多くなってきていますが、『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、それを無視するように重量を周辺配置しています。最近の前重心のパターの敏感さが自分に合わないと悩んでいるゴルファーにとっては、待望の1本になる可能性があります。

『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』は、さり気なく頑固だけどスマートな雰囲気がある不思議なパターです。

試打をした日は、曇りで、気温は22度〜26度。グリーンは9フィートでした。

『ピン 2023 パター PRIME TYNE 4』が、どんなパターなのか? じっくりと確認するような試打ラウンドになりました。
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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