米国オデッセイがテーラーメイドの『赤蜘蛛』潰し!?ツアーをめぐる“赤”の戦い
高額なゴルフクラブ、購入ミスだけは避けたいもの。だからこそ、今まさに買おうとしているそこのアナタ、ちょっと待って! ALBA.netギア担当が知り得た特ネタを中心に、超マニアックでDEEPな耳寄り情報をお届け。購入する前にちょっと見て、絶対に損はさせません!
配信日時:2017年7月20日 09時40分
どっちがどっち!?米国オデッセイの『O-WORKS RED #7S』が赤蜘蛛そっくり!
米国オデッセイで大人気シリーズ『O-WORKS』に追加カラーモデルが発表された。「NOW AVAILABLE ALL-BLACK or RED」とPRし、黒モデルと赤モデルを追加。7月21日から注文が可能だとしているのだが、そのやり口がきな臭い。
⇒米国オデッセイのホームページ
何度も既報のとおり、テーラーメイドは“赤蜘蛛”こと『スパイダーツアーレッド』でスマッシュヒットを飛ばしている。それもそのはず、セルヒオ・ガルシアの悲願のマスターズ制覇にとどまらず、ジョン・ラーム、ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン(黒蜘蛛)などなど、世界トップクラスが軒並みこれに飛びついたからだ。
⇒マキロイも!? 『赤蜘蛛』のメジャー連勝確率、上がる。
⇒マスターズで死闘を演じたガルシアとローズ、二人が選んだ信頼のギア
⇒「赤蜘蛛」がツアープロに選ばれる理由
米国では299ドルで販売されている“赤蜘蛛”こと『スパイダーツアーレッド』。日本では4万円以上の高値で限定発売されていたが、ツアープロの活躍により、世界中で在庫が一瞬にしてなくなってしまう。(この活躍度と話題性なら、当然そうなる)
これを商機と見たのか、米国オデッセイはすかさずテーラーメイドに似たダークレッドの『O-WORKS』をPGAツアー「ディーン&デルーカ招待」でプロトタイプとして投入。明日ついに発売と、矢継ぎ早に手を打ってきたのだ。
⇒米国オデッセイのホームページ
何度も既報のとおり、テーラーメイドは“赤蜘蛛”こと『スパイダーツアーレッド』でスマッシュヒットを飛ばしている。それもそのはず、セルヒオ・ガルシアの悲願のマスターズ制覇にとどまらず、ジョン・ラーム、ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン(黒蜘蛛)などなど、世界トップクラスが軒並みこれに飛びついたからだ。
⇒マキロイも!? 『赤蜘蛛』のメジャー連勝確率、上がる。
⇒マスターズで死闘を演じたガルシアとローズ、二人が選んだ信頼のギア
⇒「赤蜘蛛」がツアープロに選ばれる理由
米国では299ドルで販売されている“赤蜘蛛”こと『スパイダーツアーレッド』。日本では4万円以上の高値で限定発売されていたが、ツアープロの活躍により、世界中で在庫が一瞬にしてなくなってしまう。(この活躍度と話題性なら、当然そうなる)
これを商機と見たのか、米国オデッセイはすかさずテーラーメイドに似たダークレッドの『O-WORKS』をPGAツアー「ディーン&デルーカ招待」でプロトタイプとして投入。明日ついに発売と、矢継ぎ早に手を打ってきたのだ。
いくらなんでも天下の“米国”オデッセイ、節操なさすぎるのでは?
米国オデッセイに“節操がない”と感じるモデルは『O-WORKS RED #7S』だろう。画像のとおり、ショートスラントネックとなっており、これは“赤蜘蛛”の良さを象徴する部分だ。もちろん、赤い色に特許があるわけでもなく、ショートスラントネックにも特許があるわけではない。
しかも、販売価格は米国で199ドル。“赤蜘蛛”よりも100ドルも安い価格で、しかも評価の高い「マイクロ・ヒンジインサート」を採用しているにもかかわらずのこのお値段。これにゴルファーが飛びつかないわけがないのである。
「人気に火のついた“赤蜘蛛”を真似した」と筆者は感じるモデルだが、「赤蜘蛛潰しになりふり構わずやる」というのが米国オデッセイの本音だろうか。もちろん、これらは米国の話で、キャロウェイゴルフジャパンからまだこの商品に関する発表はない。(ニーズがあるから、絶対に出して欲しいが……)既報の通り、パター以外でも、日本のツアーで“赤”をめぐる動きがある。
20日、「センチュリー21レディス」で突如テーラーメイドが『グローレF2』のダークレッドバージョンをツアー投入したのだ。“赤蜘蛛”を思わせるこのカラーリング、「俺たちのヒットを真似するな」というテーラーメイドからのメッセージに思えるのは筆者の気のせいだろうか。
真偽の程を両社とも語らないが、“赤”をめぐるこの戦い、まだまだ続きそうな気配である。
Text/Mikiro Nagaoka
しかも、販売価格は米国で199ドル。“赤蜘蛛”よりも100ドルも安い価格で、しかも評価の高い「マイクロ・ヒンジインサート」を採用しているにもかかわらずのこのお値段。これにゴルファーが飛びつかないわけがないのである。
「人気に火のついた“赤蜘蛛”を真似した」と筆者は感じるモデルだが、「赤蜘蛛潰しになりふり構わずやる」というのが米国オデッセイの本音だろうか。もちろん、これらは米国の話で、キャロウェイゴルフジャパンからまだこの商品に関する発表はない。(ニーズがあるから、絶対に出して欲しいが……)既報の通り、パター以外でも、日本のツアーで“赤”をめぐる動きがある。
20日、「センチュリー21レディス」で突如テーラーメイドが『グローレF2』のダークレッドバージョンをツアー投入したのだ。“赤蜘蛛”を思わせるこのカラーリング、「俺たちのヒットを真似するな」というテーラーメイドからのメッセージに思えるのは筆者の気のせいだろうか。
真偽の程を両社とも語らないが、“赤”をめぐるこの戦い、まだまだ続きそうな気配である。
Text/Mikiro Nagaoka