マキロイ&タイガー&ローズ、ガルシアも!三菱の米国仕様『テンセイCK PROオレンジ』のW脳内試打
三菱ケミカル『テンセイCK PROオレンジ』は、米国仕様のシャフト。今日優勝したジャスティン・ローズだけじゃなく、マキロイ、タイガー、ガルシアがこれに移行し、気になりすぎてダブル脳内試打の発動です…。
配信日時:2018年5月28日 08時40分
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今季のガルシアのスピン量がエラいことに…
筆者 「今週の「フォートワース招待」は、三菱ケミカル『テンセイCK PRO オレンジ』を使うジャスティン・ローズの優勝で幕を閉じましたね。でも、最近PGAツアーのスタッツを見ていて、かなり気になっているのがセルヒオ・ガルシアなんです。というのも、先週までティショットの平均スピン量が3659rpmと、PGAツアーで最もスピン量が多くなってました。2位がハオトン・リーの3370rpmで、それより300rpmも多いです。なんか、ボク的にはシンパシー感じるというか…」
PCM筒康博(以下、筒) 「そりゃ、気になるのも分かりますよ。無駄なスピン量の多さでいったら、日本1、2を争うのが長岡さんです。ドライバーで5000rpmを平気で越えますもんね。何万人ものゴルファーを見てきていますけど、5W並のスピン量をリアルロフト9度のヘッドでかけるなんて、目を疑いましたから。ある意味バケモノというか、妖怪か何かですか?アナタは」
筆者 「なるほど筒さん、初っぱなからビール瓶ではなく、後ろからの不意打ちタックルをお望みですか?ボク、低身長ですが、アメフト選手並の体重ですよ?中身が詰まってるので(怒)」
筒 「タックルだけはやめて!しかもアメフト選手どころか関取並だから!(サッと身をかわす)」
PCM編集長(以下、P編) 「堪えろ、長岡。タックルは失神して議論できなくなる。でも、筒さんの指摘は事実だろ?すべてのエネルギーをスピン量と脂肪に変えてしまう男だからね、君は。本題に戻ろう。ちなみにガルシアって、去年はどれくらいのスピン量だったの?元々ガルシアはタメもキツいしスピンが多いだろう?」
PCM筒康博(以下、筒) 「そりゃ、気になるのも分かりますよ。無駄なスピン量の多さでいったら、日本1、2を争うのが長岡さんです。ドライバーで5000rpmを平気で越えますもんね。何万人ものゴルファーを見てきていますけど、5W並のスピン量をリアルロフト9度のヘッドでかけるなんて、目を疑いましたから。ある意味バケモノというか、妖怪か何かですか?アナタは」
筆者 「なるほど筒さん、初っぱなからビール瓶ではなく、後ろからの不意打ちタックルをお望みですか?ボク、低身長ですが、アメフト選手並の体重ですよ?中身が詰まってるので(怒)」
筒 「タックルだけはやめて!しかもアメフト選手どころか関取並だから!(サッと身をかわす)」
PCM編集長(以下、P編) 「堪えろ、長岡。タックルは失神して議論できなくなる。でも、筒さんの指摘は事実だろ?すべてのエネルギーをスピン量と脂肪に変えてしまう男だからね、君は。本題に戻ろう。ちなみにガルシアって、去年はどれくらいのスピン量だったの?元々ガルシアはタメもキツいしスピンが多いだろう?」
筆者 「(脂肪が一言余計だわ!)去年は上から13位で、2905rpmですね。その前の2016年も2910rpmで上から6番目。2015年は2938rpmで15位です」
P編 「今年キャロウェイに契約が変わったけど、スピン量が増えたというわけか。まぁ、【スピン量が入る=やさしいクラブ】なんだけどね。長岡やガルシアを除く、世の大半のゴルファーにとっては、安定したキャリーが出しやすくなるわけだから。昔の上がらない『SLDR』が業界的には反面教師になってるだろう?」
筆者 「はい、それは分かってます。でも、ボクは最大飛距離を狙うタイプなので、距離のロスというのがどうしても許せないんですよ。だから、どうしてもスピン量を抑えたくて『ローグサブゼロ』と『M3 460』とすごく悩んだ結果、それが決め手で後者を購入しました。正直、『ローグサブゼロ』の方が初速が速いことは分かっているんですが、ボクのような強烈スピン野郎には、低スピンなほうが飛距離につながるので…」
P編 「強烈スピン野郎……って自分で言うなよ。スピン野郎なんて甘いよ。君はスピンアウト野郎、ただの空回り野郎だよ」
筒 「さっきタックルも空回りしましたしね。ギヒヒ」
筆者 「ぐぬぬ……。(2人まとめて吹っ飛ばしてやろうかな…)」
P編 「今年キャロウェイに契約が変わったけど、スピン量が増えたというわけか。まぁ、【スピン量が入る=やさしいクラブ】なんだけどね。長岡やガルシアを除く、世の大半のゴルファーにとっては、安定したキャリーが出しやすくなるわけだから。昔の上がらない『SLDR』が業界的には反面教師になってるだろう?」
筆者 「はい、それは分かってます。でも、ボクは最大飛距離を狙うタイプなので、距離のロスというのがどうしても許せないんですよ。だから、どうしてもスピン量を抑えたくて『ローグサブゼロ』と『M3 460』とすごく悩んだ結果、それが決め手で後者を購入しました。正直、『ローグサブゼロ』の方が初速が速いことは分かっているんですが、ボクのような強烈スピン野郎には、低スピンなほうが飛距離につながるので…」
P編 「強烈スピン野郎……って自分で言うなよ。スピン野郎なんて甘いよ。君はスピンアウト野郎、ただの空回り野郎だよ」
筒 「さっきタックルも空回りしましたしね。ギヒヒ」
筆者 「ぐぬぬ……。(2人まとめて吹っ飛ばしてやろうかな…)」
スピン量を減らしにいった?『PROオレンジ』で早速結果が
筒 「長岡さんは置いておいて、約3700rpmというと、平均的な3Wのナイスショットくらいのスピン量ですからね。そりゃPGAツアープロでそのスピン量はロスが大きいと思います。特に、今はヘッドもボールも低スピンになっている時代ですから。どちらかというと、アマチュアはスピン量が少なすぎる人が多いので、各社スピンがしっかり入るヘッドにしているモデルも多いと感じるくらいですし」
筆者 「そうですよね。記録の残る2007年がPGAツアーで一番スピン量は多くて、一番多い人で3637rpmでしたし、3000rpm以上の人がこの年が一番多かったです。2008年以降、PGAツアー全体のスピン量がかなり減る方向でしたから」
P編 「そうだね、今年に限っては、ほとんど3Wでティショットするヘンリク・ステンソンの方がガルシアより800rpmくらい少ないよ。おそらくこれがシャフトを替えた理由だろう、この多すぎるスピン量をなんとかしようとして『テンセイCK PROオレンジ』(以下、PROオレンジ)に移行したんだろうね」
筆者 「そうですよね。記録の残る2007年がPGAツアーで一番スピン量は多くて、一番多い人で3637rpmでしたし、3000rpm以上の人がこの年が一番多かったです。2008年以降、PGAツアー全体のスピン量がかなり減る方向でしたから」
P編 「そうだね、今年に限っては、ほとんど3Wでティショットするヘンリク・ステンソンの方がガルシアより800rpmくらい少ないよ。おそらくこれがシャフトを替えた理由だろう、この多すぎるスピン量をなんとかしようとして『テンセイCK PROオレンジ』(以下、PROオレンジ)に移行したんだろうね」
筆者 「そうなんです。これでガルシアは直近で3535rpmまで落としました。今季に入ってから『PROオレンジ』に移行したのは、イアン・ポールターやローリー・マキロイ、タイガー・ウッズ、ジャスティン・ローズに続き、ついにガルシアが!って感じですね。急激にビッグネームが増えていて、気になってしょうがないです。先日、タイガーが替えた時にも記事にしましたが、これ、米国仕様のシャフトですけど、なんとか手に入らないかなぁ…」
P編 「まぁ、空回り野郎の君のスピン量なら、そう思うのは無理もないね。替えてみれば?」
筒 「長岡さん、そこまで気になるなら、ボクがなんとかしますよ!」
筆者 「えっ?本当に?じゃあ、タックルやめます!でも、どうやって?ネットの並行輸入ショップと付き合いがあるんですか?というか、そもそも、並行輸入ショップでもほとんど在庫切れになってますけど…」
P編 「まぁ、空回り野郎の君のスピン量なら、そう思うのは無理もないね。替えてみれば?」
筒 「長岡さん、そこまで気になるなら、ボクがなんとかしますよ!」
筆者 「えっ?本当に?じゃあ、タックルやめます!でも、どうやって?ネットの並行輸入ショップと付き合いがあるんですか?というか、そもそも、並行輸入ショップでもほとんど在庫切れになってますけど…」