『EPIC』の後継もキターーー! 2019年のキャロウェイ新作は『EPIC FLASH』!R&A適合リストに登録【記者の目】
『EPIC』の後継もキターーー! 2019年のキャロウェイ新作は『EPIC FLASH』!R&A適合リストに登録【記者の目】
配信日時:2018年12月4日 08時38分
キャロウェイの2019年の新作と思しきモデルがR&Aコンフォーミングリストに大量登録された。(メーカー未発表、ティザーも確認できず)そのソールには『EPIC FLASH』とある。来年は「GBB(グレイトビッグバーサ)」のシリーズ名称が外れ、「EPIC」シリーズとなるのか。
現状では、アジアや日本専用モデルだった『STAR』はリストに登録されていない。そして、『EPIC FLASH Sub Zero』には、ヴァージョン1、2、3の3種類が登録されており、ネックの位置や細かい仕様がこの中から決まるのか。
■前作と何が変わった?画像から見える変更点は?
メーカー未発表だが、この画像からいくつか『GBB EPIC』との変更点が見て取れる。まず、1つ目は、『GBB EPIC』ではエクソーケージと呼ばれる構造が用いられ、軽量のカーボン素材で軽量化されていたが、『EPIC FLASH』は『Sub Zero』も含めてソールのカーボンがなくなった。
これは『ROGUE』と同様で、カーボンで軽量化されていた分の重量がどこへいったのか? 謎が深まるところ。画像を細かく見ると、ペリメーターウェイトの周囲がギザギザになっており、ややサイズも小さくなっているとおり、このウェイトがやや軽くなっている可能性がある。
2つ目の大きな変更は、『Sub Zero』にヘッド外周をスライドさせる「ペリメーターウェイト」が付いたこと。これまで『GBB EPIC Sub Zero』では、前後に着脱可能なウェイトを入れ替える方式だった。『Sub Zero』でも重心距離を調整してつかまり具合を変更できるのはゴルファー的には完全にプラス要素だ。
■サイズは『Sub Zero』が小さくなる!?
サイズは変わったのか?「JAILBREAK」のサイズを等倍にして、同じ位置に重ね合わせてみたところ、『EPIC FLASH』と『GBB EPIC』はほぼ同サイズだった。(ヘッド後方の後ろの長さは同じに見える)
では、『Sub Zero』はどうか。こちらには前述のとおりヴァージョン1、2、3があるが、『EPIC FLASH Sub Zero Ver.1』と『GBB EPIC Sub Zero』を重ね合わせると、若干『EPIC FLASH』の方が小ぶりになっていた。(ヘッド後方がやや短く見える)
もちろん、画像の撮影アングルによってこれらは変わるため、実際のところは不明。そして、ヴァージョンが3つあり、どれが採用されるかも分からない。ただし、『ROGUE』シリーズよりもやや上級者向けと位置づけられている『EPIC』シリーズのこと。サイズが小ぶりになるとすれば、終盤戦で大型ヘッドに悩んでいた石川遼をはじめ、小ぶりなヘッドを好むプロにも使える選択肢となる可能性がある。
既報のテーラーメイドの新作とは違い、キャロウェイ『EPIC FLASH』はティザー動画が公開されていないため、現時点ではキーテクノロジーの存在も不明。だが、R&Aに登録されたということは、直近のツアーでいつ使用されてもおかしくない。有力プロがいつ使うのか、テーラーメイドの新作と共に今後も注目必至だ。
Text/Mikiro Nagaoka
現状では、アジアや日本専用モデルだった『STAR』はリストに登録されていない。そして、『EPIC FLASH Sub Zero』には、ヴァージョン1、2、3の3種類が登録されており、ネックの位置や細かい仕様がこの中から決まるのか。
■前作と何が変わった?画像から見える変更点は?
メーカー未発表だが、この画像からいくつか『GBB EPIC』との変更点が見て取れる。まず、1つ目は、『GBB EPIC』ではエクソーケージと呼ばれる構造が用いられ、軽量のカーボン素材で軽量化されていたが、『EPIC FLASH』は『Sub Zero』も含めてソールのカーボンがなくなった。
これは『ROGUE』と同様で、カーボンで軽量化されていた分の重量がどこへいったのか? 謎が深まるところ。画像を細かく見ると、ペリメーターウェイトの周囲がギザギザになっており、ややサイズも小さくなっているとおり、このウェイトがやや軽くなっている可能性がある。
2つ目の大きな変更は、『Sub Zero』にヘッド外周をスライドさせる「ペリメーターウェイト」が付いたこと。これまで『GBB EPIC Sub Zero』では、前後に着脱可能なウェイトを入れ替える方式だった。『Sub Zero』でも重心距離を調整してつかまり具合を変更できるのはゴルファー的には完全にプラス要素だ。
■サイズは『Sub Zero』が小さくなる!?
サイズは変わったのか?「JAILBREAK」のサイズを等倍にして、同じ位置に重ね合わせてみたところ、『EPIC FLASH』と『GBB EPIC』はほぼ同サイズだった。(ヘッド後方の後ろの長さは同じに見える)
では、『Sub Zero』はどうか。こちらには前述のとおりヴァージョン1、2、3があるが、『EPIC FLASH Sub Zero Ver.1』と『GBB EPIC Sub Zero』を重ね合わせると、若干『EPIC FLASH』の方が小ぶりになっていた。(ヘッド後方がやや短く見える)
もちろん、画像の撮影アングルによってこれらは変わるため、実際のところは不明。そして、ヴァージョンが3つあり、どれが採用されるかも分からない。ただし、『ROGUE』シリーズよりもやや上級者向けと位置づけられている『EPIC』シリーズのこと。サイズが小ぶりになるとすれば、終盤戦で大型ヘッドに悩んでいた石川遼をはじめ、小ぶりなヘッドを好むプロにも使える選択肢となる可能性がある。
既報のテーラーメイドの新作とは違い、キャロウェイ『EPIC FLASH』はティザー動画が公開されていないため、現時点ではキーテクノロジーの存在も不明。だが、R&Aに登録されたということは、直近のツアーでいつ使用されてもおかしくない。有力プロがいつ使うのか、テーラーメイドの新作と共に今後も注目必至だ。
Text/Mikiro Nagaoka