【記者の目】2019年、新アイアンで始動する強者たち(ローズ、ウッドランド、モリナリ)
【記者の目】2019年、新アイアンで始動する強者たち(ローズ、ウッドランド、モリナリ)
配信日時:2019年1月4日 05時31分
<セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇3日◇プランテーションC at カパルア(7518ヤード・パー73)>
2018年の勝者34人が集まる米国男子ツアーの19年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が現地時間3日(木)にハワイで開幕。首位に立ったのは7アンダーで回ったケビン・ツウェイ(米国)。1打差の6アンダー・2位タイに昨年覇者のダスティン・ジョンソン、17年大会覇者のジャスティン・トーマス(ともに米国)とゲーリー・ウッドランド(米国)が入った。
■ゲーリー・ウッドランドがウイルソンと契約!
昨季までクラブ契約フリーだった世界ランク31位のウッドランド。「ヒーローワールドチャレンジ」からウイルソンのプロトタイプブレードを使用し始め、年が明けたこの試合ではキャップのロゴもウイルソンに。そして、この日ウイルソンと契約したことをTwitterで発表した。
「ここ数か月間、彼らと広範囲に協力してきた後に、@WilsonGolfに参加することができて非常に興奮しています。私のように、彼らの高級クラブと高品質のエクイップメントは必要不可欠なものです」(ゲーリー・ウッドランド)
ウイルソンは、1922年にジーン・サラゼンを顧問として迎えた老舗中の老舗。プロ、上級者モデル『Wilson Staff』はサム・スニード、ウォルター・へーゲン、アーノルド・パーマー、ニック・ファルド、ペイン・スチュワート、ベン・クレンショーなど名だたるトッププロたちが同ブレードアイアンを過去に使用している。
■ジャスティン・ローズも老舗のホンマと契約!
また「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に出場していないものの、世界ランク2位のジャスティン・ローズも本間ゴルフとの契約を1月1日に発表している。
⇒インスタでニューアイアンをお披露目!ジャスティン・ローズが本間ゴルフと契約
「HONMAに参画できることを非常に楽しみにしている。ここ数年、プロとして素晴らしい成功を経て、更なる飛躍をしたいと思っていた。HONMA製品と伝統的なHONMAの熟練した職人の技があれば、必ずや私は今よりもっとよくなれることを信じている」(ジャスティン・ローズ)
そして、『ROSE PROTO』と刻印されたプロトタイプブレードアイアンと、ウェッジをTwitterに公開している。ゲーリー・ウッドランドと同様に、数十年の歴史を誇る日本の老舗、本間ゴルフのブレードアイアンを選び抜いた形。
■フランチェスコ・モリナリは『APEX MB』へ
「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の初日はイーブンパーの22位タイと出遅れたものの、クラブ契約フリーで世界ランク7位のフランチェスコ・モリナリも新アイアンで始動していた。
昨季まで使っていたテーラーメイド『P750 ツアープロト』から、新たに手にしていたのはキャロウェイ『APEX MB』。石川遼が12月初旬に6年近くぶりに変更したブレードアイアンである。
⇒石川遼、6年弱ぶりの新アイアン!キャロウェイ契約以来、2機種目はマッスル
アイアンセットはセットの中で最も本数が多く、練習量も多いセットの核となるクラブ。故に、トップ選手でもその試用期間は長くなりやすく、使い慣れたものの変更にはリスクも伴う。(新クラブに慣れるのに時間がかかることも多い)これまで使い慣れたクラブで世界トップに上り詰めた3人の変更は吉と出るのか凶と出るのか。2019年はまずここに注目していきたい。
Text/Mikiro Nagaoka
2018年の勝者34人が集まる米国男子ツアーの19年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が現地時間3日(木)にハワイで開幕。首位に立ったのは7アンダーで回ったケビン・ツウェイ(米国)。1打差の6アンダー・2位タイに昨年覇者のダスティン・ジョンソン、17年大会覇者のジャスティン・トーマス(ともに米国)とゲーリー・ウッドランド(米国)が入った。
■ゲーリー・ウッドランドがウイルソンと契約!
昨季までクラブ契約フリーだった世界ランク31位のウッドランド。「ヒーローワールドチャレンジ」からウイルソンのプロトタイプブレードを使用し始め、年が明けたこの試合ではキャップのロゴもウイルソンに。そして、この日ウイルソンと契約したことをTwitterで発表した。
「ここ数か月間、彼らと広範囲に協力してきた後に、@WilsonGolfに参加することができて非常に興奮しています。私のように、彼らの高級クラブと高品質のエクイップメントは必要不可欠なものです」(ゲーリー・ウッドランド)
ウイルソンは、1922年にジーン・サラゼンを顧問として迎えた老舗中の老舗。プロ、上級者モデル『Wilson Staff』はサム・スニード、ウォルター・へーゲン、アーノルド・パーマー、ニック・ファルド、ペイン・スチュワート、ベン・クレンショーなど名だたるトッププロたちが同ブレードアイアンを過去に使用している。
■ジャスティン・ローズも老舗のホンマと契約!
また「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に出場していないものの、世界ランク2位のジャスティン・ローズも本間ゴルフとの契約を1月1日に発表している。
⇒インスタでニューアイアンをお披露目!ジャスティン・ローズが本間ゴルフと契約
「HONMAに参画できることを非常に楽しみにしている。ここ数年、プロとして素晴らしい成功を経て、更なる飛躍をしたいと思っていた。HONMA製品と伝統的なHONMAの熟練した職人の技があれば、必ずや私は今よりもっとよくなれることを信じている」(ジャスティン・ローズ)
そして、『ROSE PROTO』と刻印されたプロトタイプブレードアイアンと、ウェッジをTwitterに公開している。ゲーリー・ウッドランドと同様に、数十年の歴史を誇る日本の老舗、本間ゴルフのブレードアイアンを選び抜いた形。
■フランチェスコ・モリナリは『APEX MB』へ
「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の初日はイーブンパーの22位タイと出遅れたものの、クラブ契約フリーで世界ランク7位のフランチェスコ・モリナリも新アイアンで始動していた。
昨季まで使っていたテーラーメイド『P750 ツアープロト』から、新たに手にしていたのはキャロウェイ『APEX MB』。石川遼が12月初旬に6年近くぶりに変更したブレードアイアンである。
⇒石川遼、6年弱ぶりの新アイアン!キャロウェイ契約以来、2機種目はマッスル
アイアンセットはセットの中で最も本数が多く、練習量も多いセットの核となるクラブ。故に、トップ選手でもその試用期間は長くなりやすく、使い慣れたものの変更にはリスクも伴う。(新クラブに慣れるのに時間がかかることも多い)これまで使い慣れたクラブで世界トップに上り詰めた3人の変更は吉と出るのか凶と出るのか。2019年はまずここに注目していきたい。
Text/Mikiro Nagaoka