ダンロップから新商品発売の連絡が届いた。

「構えやすいヘッド形状と様々なライでもソールの抜けの良さと安定したスピン性能を発揮するスリクソン『Z-FORGED』アイアン。また、国内外のツアープロからスピン性能やコントロール性能に高い評価を得ているクリーブランド 『RTX 4』のシリーズとして日本向けに『RTX 4 FORGED』ウェッジを3月16日から発売致します」（同社広報）

■スリクソン『Z-FORGED』アイアンの特長

『Z-FORGED』アイアンは、直線的なリーディングエッジとトップライン、さらにネックからリーディングエッジへクセのないつながりにすることでターゲットに合わせやすく構えやすい形状に仕上げた。また、トウ先はつかまえられるイメージがわきやすいように右に逃げ過ぎない形状にし、トップラインはやや強めの傾斜にしてシャープで精悍な顔つきにするなど、こだわったヘッド形状のマッスルバックとなっている。

ソール形状には、抜けが良く安定性と操作性を生む「TOUR V.T. SOLE」を採用。V形状のソールがさまざまなショットで芝との接触を最小限に抑えることで鋭角にヘッドを入れやすくて抜けが良く、思い通りの鋭いコントロールショットを可能にする。

また、全番手の溝を1本1本彫刻することで、溝の加工精度を向上させるとともにショートアイアン（#8〜PW）では溝容積を維持しながら溝を深く、さらに溝間隔を狭くして溝本数を増やすことで、ラフからのショットやウエット状態のコースでも抜群のスピン性能を発揮する。ダンロップ調べのウェット条件のテストデータでも、従来品よりPWで400rpmスピン量が多いのだとか。

価格は「ダイナミックゴールドDST」シャフト装着モデルが6本セット（5I〜PW）102,000円＋税、単品（3、4I）17,000円＋税。「N.S.PRO MODUS3 TOUR」シャフト装着モデルが6本セット（5I〜PW）108,000円＋税、単品（#3、4）18,000円＋税。

■クリーブランド『RTX 4 FORGED』ウェッジの特長

『RTX4 FORGED』は、シリーズ史上最高のスピン性能、コントロール性能はそのままに、日本人のための機能を搭載した、操作性と打感にこだわる人向けの軟鉄鍛造（S20C）ウェッジだという。

「日本芝のゴルフコースでは芝にボールが浮きやすく、ゴルファーの打点位置が上下にブレやすい傾向にあります。本モデルではフェース面積の拡大と、上部に厚みを持たせた逆テーパーブレード設計を採用し、上下方向のスイートエリアを拡大したことでフェース上部でも打ち負けない安定したアプローチを可能にします」（同）

また、　ネック側の余剰重量をヘッドに最適配分。さらにトレーリングエッジの余剰重量をトウ側に配置することで、よりセンターに近い重心位置で方向安定性も高いのだとか。2種類のフェースミーリングの採用と溝の深さも『RTX4』と同じで、シリーズ中もっとも溝が深くなってスピン性能も高い。

価格は「ダイナミックゴールド」装着モデルが19,000円＋税、「N.S.PRO MODUS3 TOUR105」装着モデルが20,000円＋税。