ファウラー爆発、ボール性能を見抜くコブラ勢。『KING F9 SPEEDBACK』との相性も良好
ファウラー爆発、ボール性能を見抜くコブラ勢。『KING F9 SPEEDBACK』との相性も良好
配信日時:2019年2月1日 10時12分
先週の欧州ツアー「オメガドバイデザートクラシック」でブライソン・デシャンボー(米国)が同ツアー初優勝を挙げた。その出場試合あたりの勝率がすごい。直近9試合のストロークプレーのうち、なんと4勝目を挙げた。(ライダーカップを除く)現在、PGAツアーの平均スコアでは1位、世界ランク1位のジャスティン・ローズをも上回っている。
■デシャンボー、『TOUR B X』に移行後5勝!
デシャンボーはブリヂストンと契約以来使用してきた『TOUR B330S』から『TOUR B X』へと切り替えた。その後、“科学者”はボールに水をかけて朝露を想定し、水滴が及ぼすボールの飛行への影響度を調べるなど、さまざまな“変数”を理解する試みを重ねてきた。
⇒コブラ契約プロに共通する、ボール契約の“きっかけ”の重要度【記者の目】
その試みはすぐに結果に出る。ボール変更後、トップ5以内を3回記録した後、5月末の「メモリアル」で待望のツアー2勝目を飾る。そして“変数”を理解したツアー終盤には、プレーオフシリーズでの圧巻の2連勝だ。
新シーズン初戦では、コブラの黄色い新作『KING F9 SPEEDBACK』ドライバーに移行した週にいきなり優勝。ボールの性能を把握した後だからか、クラブの“変数”を理解するのも早かった。そして、今回の欧州ツアー初優勝と、『TOUR B X』に移行してわずか1年の間に5勝し、世界一へ上り詰める勢いを維持している。
■ファウラー、『TP5x』2戦目で首位発進!
そして今週、「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が開幕。デシャンボーと同じくコブラ『KING F9 SPEEDBACK』ドライバーを愛用するリッキー・ファウラー(米国)が7アンダーで首位タイ発進を決めた。
⇒デシャンボー、ファウラーがシーズン初戦で大爆発!黄色い新作『F9』の効果か
今季ファウラーはテーラーメイドとボール契約を締結。先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で『TP5x』を初投入するものの、66位タイといきなり成績を出すことはできなかった。だが、“ボールへのアジャスト”という意味では確実に良い方向に進んでいる。
「今日はとても良かった。新しいボールに慣れてきたことは明らかだよ。この慣れという言葉の意味としては、気持ちの部分の方が大きかった。新しいボールにしたことで、飛ぶようになっているのは間違いないからね。距離感などは既に分かっているから、あとは精神的な慣れが必要だったんだ」(ファウラー)
言葉どおり、先週は66位タイに終わったものの、その前週までのドライビングディスタンスの順位123位タイから71位タイへと、『TP5x』の使用で51人ものごぼう抜きに成功。計測ホールのドライビングディスタンスは現在297.0ヤードだが、今大会の初日のオールドライブを見ると、“ボールへの慣れ”の力は大きいよう。下記のように数字が物語っている。
【リッキー・ファウラー初日】
1H:258y、2H:325y、3H:316y、5H:254y、6H:320y、7H:307y、9H:319y、10H:299y、11H:295y、13H:319y、14H:318y、15H:301y、17H:310y、18H:316y
■デシャンボー、『TOUR B X』に移行後5勝!
デシャンボーはブリヂストンと契約以来使用してきた『TOUR B330S』から『TOUR B X』へと切り替えた。その後、“科学者”はボールに水をかけて朝露を想定し、水滴が及ぼすボールの飛行への影響度を調べるなど、さまざまな“変数”を理解する試みを重ねてきた。
⇒コブラ契約プロに共通する、ボール契約の“きっかけ”の重要度【記者の目】
その試みはすぐに結果に出る。ボール変更後、トップ5以内を3回記録した後、5月末の「メモリアル」で待望のツアー2勝目を飾る。そして“変数”を理解したツアー終盤には、プレーオフシリーズでの圧巻の2連勝だ。
新シーズン初戦では、コブラの黄色い新作『KING F9 SPEEDBACK』ドライバーに移行した週にいきなり優勝。ボールの性能を把握した後だからか、クラブの“変数”を理解するのも早かった。そして、今回の欧州ツアー初優勝と、『TOUR B X』に移行してわずか1年の間に5勝し、世界一へ上り詰める勢いを維持している。
■ファウラー、『TP5x』2戦目で首位発進!
そして今週、「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が開幕。デシャンボーと同じくコブラ『KING F9 SPEEDBACK』ドライバーを愛用するリッキー・ファウラー(米国)が7アンダーで首位タイ発進を決めた。
⇒デシャンボー、ファウラーがシーズン初戦で大爆発!黄色い新作『F9』の効果か
今季ファウラーはテーラーメイドとボール契約を締結。先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で『TP5x』を初投入するものの、66位タイといきなり成績を出すことはできなかった。だが、“ボールへのアジャスト”という意味では確実に良い方向に進んでいる。
「今日はとても良かった。新しいボールに慣れてきたことは明らかだよ。この慣れという言葉の意味としては、気持ちの部分の方が大きかった。新しいボールにしたことで、飛ぶようになっているのは間違いないからね。距離感などは既に分かっているから、あとは精神的な慣れが必要だったんだ」(ファウラー)
言葉どおり、先週は66位タイに終わったものの、その前週までのドライビングディスタンスの順位123位タイから71位タイへと、『TP5x』の使用で51人ものごぼう抜きに成功。計測ホールのドライビングディスタンスは現在297.0ヤードだが、今大会の初日のオールドライブを見ると、“ボールへの慣れ”の力は大きいよう。下記のように数字が物語っている。
【リッキー・ファウラー初日】
1H:258y、2H:325y、3H:316y、5H:254y、6H:320y、7H:307y、9H:319y、10H:299y、11H:295y、13H:319y、14H:318y、15H:301y、17H:310y、18H:316y