＜全米オープン 3日目◇15日◇ペブルビーチGL（カリフォルニア州）◇7075ヤード・パー71＞

海外メジャー「全米オープン」はムービングデーが終了。トータル11アンダーまで伸ばしたゲーリー・ウッドランド（米国）が前日からの単独首位をキープ。1打差の2位にジャスティン・ローズ（イングランド）。トータル7アンダーの3位タイには114年ぶりとなる3連覇を狙うブルックス・ケプカ（米国）ら3名が続いている。

誰もが苦しむポアナ芝のグリーン。バックナインでウッドランドは度々グリーンを外し、大ピンチに見舞われたものの、チップインやロングパットを決め、奇跡的なパーセビングを繰り返した。追いすがるローズに流れを渡さず、最終日を迎える。

昨季までクラブ契約フリーだったウッドランドだが、今年からWilsonと契約。『Wilson Staffモデルブレード』は早くも馴染んだのか、今季ここまでパーオン率が11位。（昨季も11位）そして、昨季から使いなれたPINGのウッド類も継続し、トータルドライビングも昨年同様3位。結果、昨季2位だった「ボールストライキング」が今季は1位になっている。

このように、ツアー屈指のショット力を持つウッドランド。これまでパットが足枷となってきた印象もあったが、今週に限っては周囲がポアナのグリーンに苦しむ中、自身は合っている。重圧をポーカーフェイスで乗り切り、悲願の初メジャー制覇を成し遂げられるか。

【G・ウッドランドの使用ギア】
1W：PING G410（9°）
3W：PING G410 LST（15°）
3I：Wilson Staff プロトタイプ（18°）
4I〜PW：Wilson Staffモデルブレード
A,SW：タイトリスト ボーケイSM7（53,58°）
LW：テーラーメイド ミルドグラインドハイトウ（64°）
PT：スコッティ・キャメロン ニューポートプロトタイプ
BALL：タイトリスト プロV1